紀伊半島日帰り一周ツーリング(10月15日)



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出発 〜無謀な挑戦〜 / 夜明け / 大内山動物園 / 道の駅紀伊長島マンボウ&道の駅海山 / R42からR311へ / 鬼ヶ城 / 獅子岩 / 七里御浜 / 那智勝浦・川柳 / 橋杭岩 / 紀伊大島へ / 樫野崎灯台 / 串本 / 潮岬 / 天然魚料理くしもと / 非常に長い帰路



出発 〜無謀な挑戦〜

紀伊半島――日本最大の規模を誇る半島だ。
具体的に言えば・・・和歌山全域だけでなく、奈良や三重の南部も含み、とにかく広い。
そのほとんどが山岳地帯であり、田舎であり、不便な所であるが・・・とても良い所。
山と海に囲まれた自然が魅力的で、食もそれらの幸が実に多く、美味い。
景観も素晴らしい。走りも楽しめる。内陸に行けば酷道がいっぱい(笑)

そんな紀伊半島を、いつしか1周してみたいと思うようになっていた。
今まで、その内陸部(高野山、天川、北山、龍神、十津川等)は日帰りで行っているが、
その外側、つまり太平洋側には日の岬までしか行けてない。
暇な時に紀伊半島の地図を見ていたり、雑誌やネットのツーレポを見ていると・・・
紀伊半島1周への思いは強くなる一方(笑)

そして、その時が来た。
仕事の休みの日を使い、紀伊半島を1周・・・しかも日帰り24時間で挑む時が。
しかし、紀伊半島を1日で(海沿いを)回るのは、ハッキリ言って無謀。
大体1日に走る距離じゃない。大阪から1周すれば、大体700キロ近くある(゜□゜;)
しかも、そのほとんどにおいて高速がない。
特に紀伊半島東南部〜南部はひたすら下道(R42)で、他にロクな道がない。内陸は酷道。
観光なんか度外視した、まるで修行のようなツーリングになる可能性が高い。
それでも・・・1周したい。そんな俺は求道者か、単なるバカか(後者だな:笑)
今回のツーリングでは高速を使わないと決めた。あえて下道にこだわる。やはりバカだ(笑)

出発は夜中2時。それまではとにかく寝れるだけ寝る。
でも仕事帰りだから疲れもあるし、準備もあるし、睡眠時間にしろ十分なものではない。
起きた時も疲れが残ってて、「ほんまに行くべきやろか?」と思ったほど(爆)
それでも行くと決めた以上は行く。長く苦しい旅になると分かっていても。

夜中のライディングはとてもスムーズで楽しい。交通量がほぼ皆無。
ミッドナイトランのデメリットは、店が開いていないのと、視界が悪いぐらいだ。
大阪と奈良の県境は水越峠(R309)で越えて、r30→R165大和高田バイパスで繋ぐ。
このルートは奈良へ行く時の黄金パターン。夜中なので、いつも以上に快適で最高。
↑R169で北上し、R25名阪国道天理ICまで来た。
この素晴らしき無料ハイウェイに乗って、一気に三重・亀山まで突っ切ります。
高速は使わないと言ってたが、名阪は厳密には高速道路じゃないのでアリ(笑)
紀伊半島日帰り1周の成否は、この名阪でどれだけ時間を削れるか、にかかっている。

夜中の名阪は怖い。トラック多すぎ。しかもやたらと飛ばす。
おまけに・・・めっちゃ寒いんですけど(´Д`)
早くも、「何でこんな事しているんだろう?」と思い始めてしまう始末。
↑寒くて眠くて辛い状況だが、名阪を出来るだけ飛ばす。そして伊賀SAで休憩。
ここでオーバーパンツを穿き、ジャンパーを1枚上に重ねた。
こうでもしないと、寒くてやってられない。名阪は山の中ばかり走るから(´Д`)
↑つい先日(10月12日)に発覚した赤福偽装事件の影響で(?)、御福餅しかなかった。
御福餅は赤福そっくりなんだけど、味はやっぱり赤福の方が好きだなあ。

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夜明け

名阪国道を亀山まで走り、そこからはR1亀山バイパス。
鈴鹿サーキットへ行く時にいつも通る道だけど、よく渋滞するのであんまり好きじゃない。
深夜なのでトラックが数珠繋ぎ状態。バイクで良かったと思いました(笑)

亀山バイパスの次はR306とR23バイパスで南下。
深夜の為か交通量皆無。走りやすいのなんの。問題なのは寒いだけ。
↑松阪のサンクスで休憩。もう少しで夜明けだが、辺りはまだ暗い。

その後は松阪市内で給油を済ませ、R23小津交差点でR42へ。
このR42は高速皆無の紀伊半島の生命線であり、和歌山市まで海沿いをひた走るルート。
今回の紀伊半島1周の大半はこの道とお付き合い。
松阪からR42へシフトするので、伊勢や志摩方面は行きません。
地図を見たら分かるけど、伊勢周りは思いっきり遠回りになる。今回はしゃあないっすね。
↑多気付近で朝日が見えた。雲が多いから本日快晴とまではいかないかな?

松阪を過ぎて多気辺りになると長閑な田園地帯が広がる。
早朝特有のシャキっとした空気と相まって、快適な走りを堪能する事ができた。
↑快走路R42をしばらく行くと、大台町の道の駅・奥伊勢木つつ木館に到着。
朝早いので中は開いてなかった。近くには伊勢神宮の別宮である滝原宮があったりする。

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大内山動物園

長閑な景色、単線の紀勢本線と併走するR42。まったりしてていいっす。
そんな雰囲気の場所に噂の動物園があった。その名は大内山動物園(別名:脇動物園)
ここは普通の動物園じゃない。ナイトスクープのパラダイスみたいなB級の雰囲気がある。
おまけに、この動物園は何と個人経営!Σ (゜□゜)
しかもライオンやトラといった猛獣も居る。凄ェ、大内山動物園!!
紀伊半島1周は今のところ順調に進んでいるので、ここは寄ってみることにした。
と言うか、ここを寄らずに進むと非常に後悔しそうだ!!(笑)
夜通しで走っているせいか、妙にテンションが上がっていた。
↑松阪方面から来ていたら江尻橋南交差点を左折。するとこんな怪しげな像が。
・・・赤いのはライオン?かなり不気味。夜見ると泣きそうだ。
この先を進めばちょっとした集落に入り、看板に従って進むと大内山動物園へ。
↑動物園らしさは皆無。ええ、これがリビングオブレジェンド、大内山動物園です。
↑手作り感のある窓口。大人300円。動物の餌も買えるようになってる。

高まる期待感。いよいよ、大内山動物園の全貌が明らかに!!



以上!!(爆)ご覧の通り、動物園と言うよりは、単に飼育小屋が幾つかある感じ。
・・・で、肝心の動物は何処に・・・(゜Д゜)?? ご心配なく。ちゃんと居ますよ。
↑猛獣さんいらっしゃい〜。トラです。檻の中で走り回ってた。
↑イケメンなライオン。あ、メスだったかな。
↑屋久島ヤギの子供はかわいい(´▽`)でも親ヤギは結構イカツイ。
↑ブレてますがアフラックアヒルです。
↑雑種のアメリカンミニチュアホース。
↑大内山動物園のBGMは主に彼らが担う。コケーーッ!!
↑凛々しいイヌワシ。
↑ウサギも寒いんだろうか。寄り添っていた。めっちゃかわいい!(≧▽≦)
↑あ〜たまらん!モフモフ撫で撫でしたい(≧▽≦)
↑チリーフラミンゴ。チリ産。そのまんま。
↑パンダも居た!・・・置物(爆)
↑欠伸をするツキノワグマ。何かかわいい(笑)
↑ラスカルです!(≧▽≦)アライグマラスカル。つぶらな瞳にやられます。
↑異様なオーラを放っていたヤギ達。
↑その内の1頭が寄って来て、柵を越えようとしてた(゜□゜;)あわわ・・・
↑ダチョウ。つぶらで無垢な目ですな。

他にも色んな動物がいたけど、紹介しきれないので抜粋という形で。
いや〜・・・大内山動物園、やるねぇ( ̄▽ ̄)って感じでした。動物との距離が近い。
怪しげなB級オーラが漂っているのもパラダイスっぽくていいし。
それにしても・・・俺以外の客が1人も居なかったなぁ。潰れないで欲しい。

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道の駅紀伊長島マンボウ&道の駅海山

伝説の大内山動物園を後にし、再び修行の旅へ舞い戻る。
R42は山間の長閑な田園地帯から、勾配がきつい荷坂峠に差し掛かった。
↑荷坂峠。紀伊と伊勢の境目にあり、山ばかり。R42の難所として知られる。
昔は荷坂峠の北にあるツヅラト峠が紀伊の玄関口だったとか。どちらも熊野古道に該当。
↑荷坂峠を下りて、R42とR260が交差する場所にある道の駅・紀伊長島マンボウ。
マンボウは紀伊長島の魚で、他の名物は干物やからすみ(ボラの卵巣)など。
↑道の駅には開放的な芝生広場がある。横には川があるし、東屋もあり。休憩におすすめ。
↑道の駅内のパン屋で買った。クリームパンなど。よく考えりゃ、この旅初めての食事(笑)

この時点で朝8時過ぎ。残り16時間か。かなりいいペースで来てるんじゃない?!( ̄▽ ̄)
しかし、余裕かましていると、後で痛い目に遭いそうだ(爆)
↑紀伊長島付近を走行。いい感じで青空が広がってきた!ツーリング日和だ。
↑道の駅・海山。さっきの道の駅から20キロ程先にある。ここまで来れば尾鷲が近い。
とりあえずここでも休憩しておく。ヘルメ痛もありますからね(´Д`)
↑畳があるのは嬉しいが、ここで横になるとかなり爆睡しそうで怖い。
↑小倉さんと言えばとくダネ(笑)まだこの時点で9時過ぎ。
この頃はセリーグのクライマックスシリーズやってたな。阪神は早々に敗退してたけど。

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R42からR311へ

道の駅でとくダネを見つつ、この先のルート確認を行う。
馬越峠の尾鷲トンネルを抜ければ、すぐに尾鷲市街に突入する模様。
尾鷲はとにかく雨が多い町。社会の時間で降水量を示す棒グラフでよく尾鷲が出てた(笑)
大台ケ原も近いしね。この辺は年間降水量が日本一だ。今日は降らないでくれよ・・・

このままR42を突き進むのもいい。だけど、尾鷲からはR311という海側を行く国道が登場。
地図を見る限りでは、海沿いのクネクネ道っぽくて、R42よりも走りが楽しそう。
鄙びた漁村風景も点在しているらしい。はい、R311で決定(´▽`)
俺はそういう道とか場所が大好きなんです。
↑尾鷲市内。ここだけ4車線。さすがこの辺で1番でかい町なだけある。
ちなみに、あの紀伊半島最凶酷道のR425はこの町から始まる。しかも墓場から(爆)
どんだけショボイ国道なんだろうか。
↑尾鷲の町はずれでR311にシフト。交通量は一気に減少。長いトンネルを何本も通る。

さすが雨の多い尾鷲地方、R311に入ると小雨がぱらついた。でも大したことなくすぐ止んだ。
山やら海やらの田舎風景を思う存分満喫できるR311、かなり爽快な気分になれます。
道もほとんど整備されていて、たまに酷い所(後述)があるぐらい。バイクならオススメ。

↑入り組んだ海岸線に点在する漁村。ここでしばしゆっくり休憩。
あまりの静かさと長閑さに、まるで時間が止まったかのような錯覚すら覚える。
↑賀田付近。このローカルな雰囲気がいいっすね。ただひたすらに長閑です。
↑時間をかけずに行きたいのであれば、R42へ抜ける方がいいだろう。
でも、今はこっちのR311を走りたい!よってここは左折してそのまま直進する。

賀田から二木島のR311は近年まで未開通だった。でも2つのトンネルによりようやく全通。
トンネルの北側にも盲腸みたいなR311があるけど、あれが昔の道かな?気になる。
↑曽根トンネル&梶賀トンネルを越えれば、楯ヶ崎という景勝地が見えてくる。
端の方まで徒歩で行ける遊歩道があるらしい。時間があれば行ってみたかったな。
↑二木島の手前。尾鷲〜熊野のR311の中で、この辺が1番の酷道ゾーン。
ガードレールが皆無なんで、ブラインドカーブの先から対向車が来た時は恐怖(´Д`)
↑見通しが良くなっても狭い。先には対向車が(゜□゜;)あわわ・・・
こういう時は、バイクで良かったな、と心底思いました。

その後も、生活感漂う長閑な漁村を経て、大泊にてR42に復帰。
時間はかかったけれど、走りも景色もナイスで良かったなあ、R311。また走りたい。

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鬼ヶ城

大泊海岸の近くに鬼ヶ城というのがある。
紀伊半島ツーリングのレポートでよく登場し、以前から気になってた場所。
鬼ヶ城は、荒々しい海を象徴する自然の造形美。こういうのは大好き。よって見る(笑)
24時間以内に帰阪する目標はもちろん忘れちゃいない。ある程度見たら即出発だな。
↑昭和の観光地って感じの雰囲気が炸裂。鬼ヶ城という名前に相応しい像もある。
こういう観光地って、大体異国の言葉を話す人々が多く来ている。バイクは少なかったっす。
↑荒々しい海辺に沿った断崖の上を歩く。遊歩道があるので道なりに行けば問題なし。


↑いやぁ・・・凄いなあ。まさに大自然による奇跡の造形。同じ物は絶対作れないだろう。
↑奇岩洞窟てんこ盛りの鬼ヶ城。全部回ると1時間はかかるらしいので、途中で引き返した。
↑熊野灘。雰囲気的に2時間ドラマとかでロケしてそう(笑)

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獅子岩

後ろ髪を惹かれる思いで鬼ヶ城をあとにした。時間がある時にまた来よう。
次に向かった先は、そこから2、3キロしか離れていない所にある獅子岩。
ツーマプには「日本のスフィンクス!」と称されてるが・・・あまり大した事無い。
↑これだけ。獅子が海に向かって吼えている様・・・らしい。
横の喫茶店で休憩する時に見るぐらいでいいと思う。立ち止るほどでもないかな。

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七里御浜

獅子岩、大したことなかったな。R42で再び南下を続ける。
熊野市からは砂浜の防風林を横目に走る。この辺はちょいと流れが悪くなった。
御浜町に入れば、綺麗な砂浜が見えてきた!そこでしばし海を眺めてマッタリ(´▽`)
↑渚100選に選ばれている七里御浜。こんなにも砂浜が広い海を見たのは久しぶり。
海もオーシャンブルーで綺麗だ。夏に来たいところだな。
↑シーサイドラインR42を数キロ走ると、道の駅・パーク七里御浜に到着。
↑モール型の道の駅。80年代チック。他の道の駅にはない雰囲気を放っている。
↑こんな感じのフロア案内図、ちょっと大きなスーパーに行けばあるよな(笑)
まんまスーパー。
古びた外観から大体想像できたけど、中は閑散としてた。いくつも照明が落ちてるし。
↑入口付近にテーブルと椅子があるので、休憩&今後のルート確認。
今回は0円マップ関西も参考にした。初めて行く所ばかりだから、色々情報が欲しいしね。

今いる道の駅から新宮は目と鼻の先。新宮から紀伊半島最南端の潮岬まで50キロほど。
潮岬まで行けば、ここから帰路が始まると言うか、残りの行程の段取りもつく。
大内山動物園や鬼ヶ城、海側のR311走行を経ても、日帰りはまだ全然余裕に思えた。
・・・まだまだ寄り道出来そうやな( ̄▽ ̄)にやにや
橋杭岩、潮岬、紀伊大島、樫野崎灯台・・・全部行きたい。
↑道の駅の近くにある歩道橋から撮影。目の前にはこんな綺麗な海が!!まるで南国。
これだけでもこの道の駅に寄る価値はあるかと。

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那智勝浦・川柳

道の駅・パーク七里御浜から数キロ先の道の駅・紀宝町ウミガメ公園はスルー。
ウミガメ気になるけど、他に寄りたい場所に寄れなくなる可能性もあるから。

紀宝町を過ぎ、鵜殿村に入ると、熊野川が見えてきた。この対岸は和歌山県新宮市だ。
新宮からはR168が分岐していて、これをひたすら走れば五條へ抜けられる。
その事を考えた刹那、リタイヤして帰阪しようかと思った(爆)
さっきは余裕かましてたけど、ロクに寝てない&ひたすら走っているので、疲労もかなり蓄積。

そういえば・・・まだ昼飯も食べてないな。もう昼の1時回ってるし。
どこで食べようかな。出来れば本場の美味い魚がいいなあ。
↑熊野川に架かる2つの橋はちょっと変わってる。どっちもR42で、車両区分で通行規制。
バイクならどっちでも構わないんだろうか。
祝!和歌山県突入!!三重県・・・長かった(´Д`)
橋は手前の方にした。つーか狭ッ!どうやら一通の橋らしい。もう1つの橋が要るわけだ。
この辺は渋滞も激しいので、現在工事中のバイパスの早期全通を望む。

昼飯は新宮の予定だったが、0円マップのいい加減な地図に騙され、店を見つけられず。
ここで時間ロスするのも嫌なので早々に諦める。めはり寿司食べたかったなあ。
↑マグロや温泉で有名な那智勝浦へ。写真はその玄関口、JR紀伊勝浦駅。
↑駅前は寂れた雰囲気。那智黒も名物で、この辺では至る所で看板を見かける。
↑駅前商店街にあった老舗料理処・川柳。0円マップ掲載店で初めて見つけられた(笑)
オススメはやはりマグロを使った料理らしい。
メニュー表1 メニュー表2
↑鉄火丼も人気らしいので頼んでみる。1050円。
昼過ぎでマグロの状態はやや落ちてたけど、普通に美味い!わさび醤油いいね〜
マグロはヅケの状態なので、醤油はかけなくても全然オッケー。

店の人としばし話しをして、日帰り紀伊半島1周の事を言ったらビックリしてた。
そらそうよ(゜ε゜)

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橋杭岩

那智勝浦の南にある太地町は捕鯨で有名。
ここはクジラを使った料理が食べられるので興味津々だったが・・・パス。
時間的問題もあるし、さっき飯食べたばかりだし。落合記念館も行ってみたかったけど(笑)
↑ようやく和歌山「市」の名前が出た。しかしまだまだ先は長い。
曇天。天気もまた微妙になってきたな。潮岬辺りで晴れてくれるといいんだが。

位置的には近い潮岬(串本)だが、カーブの多いR42故に意外と距離がある。疲れも溜まる。
しつこいが、そんな紀伊半島を日帰りでどうこうしようとするのはバカだ(笑)

↑串本の近くにある橋杭岩。ここも南紀の有名観光地。
海岸沿いに大小さまざまな奇岩が、長さ850mに渡って直線状に並ぶので圧巻。
どうやったらこんな風になるのか、と思ってしまう。まさに大自然の奇跡ですな。
一方でこんな逸話もあり。橋杭岩の伝説
橋杭岩は朝日も綺麗なスポット。初日の出の時は凄い人出だとか。見てみたいっすね〜!
↑他のライダーがバイクと一緒に写真撮ってたので、俺も。
↑とても絵になる橋杭岩。それ故に筆を走らせている人も多かった。
↑綺麗なハイビスカスが咲いてた。南紀は温暖ですからね。

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紀伊大島へ

橋杭岩から串本の中心部はあっという間だった。
紀伊半島最南端・・・と言うか、本州最南端の潮岬も近い。でも、まずは紀伊大島へGO!
↑元々トルコは親日国だけど、串本は更にドン!何かしら歴史的経緯があるんでしょうな。

串本市街地を過ぎて、潮岬東入口という交差点で左折。
程なくして左手に紀伊大島が見えてきた!天気も再び良くなってきたぞ。
↑串本と紀伊大島を結ぶくしもと大橋。99年に完成。それ以前は船で行き来してた。
↑島側の展望台から撮影。
くしもと大橋は途中の小さな苗我島でループの円を描いているのが特徴的。
海の上をぐるぐる回っているような感覚が楽しい。眺望もいいし最高。
↑串本の街並み。手前側が海(熊野灘)、向こう側も海(紀州灘)。ええ景色ですなあ(´▽`)
2つの海を隔てているのが特徴的な串本です。

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樫野崎灯台

紀伊大島の真ん中を貫くr40は快適な走りが楽めてグ〜〜!!
山の中を走るため、海はほとんど見えない。でも、交通量少なくてライダーにオススメ。

そんな道をひたすら走れば、島の東端にある樫野崎灯台の駐車場に到着。
灯台へは、ここから450m歩くが、遊歩道が整備されているので歩きやすい。
↑串本はトルコと友好関係にある為、記念館もちゃんとあった。入場は有料。
↑灯台に行く途中にいた人懐っこい猫。あちこちでゴロゴロして超可愛い。
しばらくこの猫と戯れてました(´▽`)
↑何故か橋の端っこに身を寄せたがってました(笑)ヘンな動作もかわいい(´▽`)
↑島の東端断崖にある樫野崎灯台。日本最古の石造の灯台。
白亜の灯台と青空のマッチングも素晴らしいが、石壁や木札も歴史を感じさせていい感じ。
人気も少なく、ちょっとした最果て感が味わえる。
↑灯台の階段を登れば、絶海!な風景も見える。ちょいと2時間ドラマっぽい(笑)
もう少し天気がいいと言う事ないんだけどね。
景色はいいし、風も気持ちいいから、しばしここでまったり過ごした。
↑駐車場へ戻る途中にあった夢の大島という売店。
町おこしの一環らしく色んな企画商品あり。中でも紀伊大島産の金柑を使った商品が人気。
金柑ワインや金柑ソフトクリームなど。
↑人気の金柑ソフトを食す。なんでもここでしか食べられないとか。
あっさりした味が受けているんだな〜と思った。なかなか美味。

店のおばちゃんに美味い店の情報を聞いたら、いつしか話が弾み、滞在30分以上。
串本に関する話だけでなく、為になる話も出来て良かった。おばちゃんは面白キャラ(笑)
日帰りで紀伊半島1周って言ったら、やはり驚いていた。そらそうよ(しつこい)
そうそう、さっき会った可愛い猫はここの飼い猫でした。
↑おばちゃんから串本のパンフをゲット。これはめちゃくちゃ役に立ちます。ありがとう!

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串本

おばちゃんと別れ、紀伊大島から串本中心部へ戻った。
旅資金が尽きてきたのでATMから出金と、ガソリンの補給をそろそろやらないとマズイ。
で、そのまま帰阪の途へつくのがベストなんだが、せっかく南紀に来ているのだから・・・
晩飯も魚が食べたい!!と思いまして、串本へ戻ったのです。

それと、疲労の蓄積がかなり溜まってて、もうちょいゆっくりしていこうと思っていたのもある。
もうね、眠くて、眠くて。ツーリング史上最高の睡魔が押し寄せてきていた。
夢の大島のおばちゃんにも「無理せず串本で1泊しなよ」と言われていたし。
実際、もう日帰りはしんどい・・・リタイヤして1泊しようかなと、心が傾いたのもこの頃。
↑くしもと大橋でぐーるぐる。この時に見える海が最高!気分上々↑↑(ミヒマルGTっぽく)

さっきと同じ道を辿って、串本の町へ戻った。橋から10分もかかんないぐらい近い。
↑JR串本駅。地方は駅前が寂れているというのが共通している。
現代は車社会が進行しまくりだもんなぁ・・・
↑国道まで出れば割と賑わいがある。
夢の大島のおばちゃんに教えてもらったオークワ串本店の銀行ATMで出金。
この先は田辺まで行かないと多分銀行ないし、あっても夜になるから下ろせない可能性大。
道中にあるコンビニATMも期待できんし。経験上、田舎のコンビニは高確率でATMがない。
↑ガソリンのタンク残量もヤバイので、橋杭岩の近くまで戻った所にあるセルフで給油。
予想はしてたけど、串本はガソリン価格が高い。ここは串本でも安い部類だった。

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潮岬

夕陽が沈む前に潮岬へ向かう。と言っても、串本中心部から潮岬はすぐ。10分で到着。
観光客がそこそこ居るけど、やけに人気がない感じだ。
今まで色んな岬に行ってるけど、どこも鄙びている気がする。そりゃ端っこやしね。
↑潮岬にあるタワー。しかし早々と閉まってた。登りたかったな〜
ここで和歌山のドライバーの人と出会い、しばし話す。彼も昔バイクに乗ってたとか。
↑タワーの南に望楼の芝が広がってて、それを越えていくと本州最南端の碑。
案の定、土産屋も既に閉まってたので、本州最南端到達証明書を発行できない。残念。
↑あの岩の先が最南端。ついに、本州最南端、来たどー!(濱口か:笑)
潮岬は今回のツーリングにおいて欠かせない到達地。
目を閉じれば、様々なシーンが脳裏をよぎる。ほんと長かったなぁ、ここまで。

潮岬にも当然灯台がある。
しかし、最南端の場所から少し西へ行った所にあるので、そっちへ移動。
↑潮岬灯台。手前に駐車場があるので、そこから歩いていく。
来た時間が遅すぎたせいか、中には入れず(´Д`)外から写真を撮るに留まる。
潮岬灯台も良かったけど、個人的には樫野崎灯台の方が雰囲気あって好き。
どっちも最果てだけど、向こうのほうがより最果てムードが漂ってる感じがするしね。

灯台から駐車場へ戻る途中に思い出したんだけど・・・
夢の大島のおばちゃんが、「灯台の西にある駐車場から見る夕陽は綺麗」って言ってたな。
写真撮るの好きだし、綺麗な夕陽の写真が撮れるのであれば・・・行かない理由はない。
↑そんなわけでその駐車場へ。多分、ここだと思う。
風邪気味なせいで咳が酷い中、夕陽が雲の合間から現れるのを待ちました。

そして、願いは通じ・・・南海の水平線へと沈む素晴らしい夕陽を拝む事に成功!!
もうアレだね。最高。感動。これが見れただけでも来たかいがあった。
北海道へ行くフェリーで見た夕陽にも優るとも劣らない、素晴らしい夕陽。贅沢なひと時。



↑ら〜ら〜ら〜らら〜ら〜言葉に〜ならない〜♪(小田和正)
綺麗な景色とか見たら、言葉にならないっすね。ただ見惚れるのみ。 本当に来て良かった。

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天然魚料理くしもと

美しい夕陽を心ゆくまで満喫した後は、串本の中心部へ三度行く。
まだ日帰りツーリングを続行するか、リタイヤして1泊するかは決めかねていた。
でも、その前に・・・腹減ったから飯が先だ!食欲はやはり強い(笑)

どこで晩飯を食べるのかは、もう決まっている。
夢の大島のおばちゃんに教えてもらった、魚料理専門店「くしもと」という店。
場所は串本駅近くの商店街の中にある。
↑串本駅近くの商店街。お菓子のデパートが気になる。しかし寂れまくり(´Д`)

上の写真にある角を左に曲がると、くしもとがある。
↑くしもと外観。こういう店は大体ハズレはない印象がある。期待大。
バイクを止める場所に困ったが、店の人がここでも構わないって言ってくれた。
↑店の中はどこにでもありそうな個人経営の料理屋って感じ。
デカデカと穴場店と書いてあるセンスが見事(笑)
↑生簀がある。話を聞くと古谷魚店という魚屋も営んでいるんだって。こりゃ期待出来るぞ!
↑魚の値段は完全時価。
おばちゃんに食べたい魚と調理法を言えば、うまくまとめてくれる。オススメを聞くのもいい。
高松の名店・居酒屋美人亭を彷彿とさせるものがあるな(笑)

串本はトビウオ(愛称がトッピー)が有名なのでそれと、他は刺身や煮魚も食べたいと注文。
そして、待つ事数分。出てきた料理の数々はどれも美味そうなものばかりだった。
↑カツオの荒煮、コセやカンパチの刺身、トビウオとイカのフライ。
↑二杯酢を漬け込んだコワリ、更にごはん&味噌汁!
これら新鮮な魚ばかりを使った料理が全部で2000円以内!安すぎ。
しかも・・・どれもめちゃウマ!!
カツオの荒煮はボリューム抜群で煮汁が程ほどの甘さでいいし、刺身も鮮度抜群。
トビウオは白身であっさり食べやすい魚。二杯酢を漬け込んだコワリもかなり美味い。
その土地の美味いものを食べられるのって幸せだ〜(´▽`)

また、大島のおばちゃんに聞いて来たよ、と言うと社長やおばちゃんが喜んでくれて。
大島のおばちゃんは、くしもとの社長と恋人とか言ってた(笑)おもろい人だ。
お2方とはすっかり仲良くなって、色んな話をしたり、名刺もらったり、写真も撮ったり。

紀伊半島日帰り1周の事を言うと、うちの2階で泊まっていけば?みたいな事もいってくれた。
店の2階は客用の休憩所として開放していて、泊まった人も何人かいるらしい。
ありがたいけれど、やはり帰ることにする。飯を食べたら何か元気になってきたし(笑)
豪快で元気な社長。
おばちゃんは写真苦手らしい(笑)

楽しいひと時、ありがとうございました。
美味い料理を食べられただけでなく、
仲良くなれて良かったです。
これも大島の恋人のお陰(笑)
串本に行った時はまた寄りますよ。


くしもとを動画で紹介するサイト発見。
クシモトどっとテレビ(串本町商工会)
社長も相変わらず元気そうで良かった。
↑その後は大島のおばちゃんに教えてもらった串本温泉へ。
ま、温泉とは言え町の銭湯みたいな感じ。600円。
風呂に入ると全然疲労感が違う。かなりすっきりしたし、目も覚めた感じ。
只今時刻は7時半くらい。よーし・・・決めた。日帰り上等や〜!!(爆)

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非常に長い帰路

リタイヤへの誘惑を断ち、出発して24時間以内のゴールへ向けレッツゴー!!
その前に防寒装備を確実にしておく。風呂入ったから湯冷めしないように。
ま、完全には無理だろうけど、少しでもマシになれば、と。

デジカメの電池がヤバイので、シガーソケットを使う事にする。走りながら充電。
充電完了には時間はかかりそうだが、少しでもバッテリーが回復すればOKだ。
こういう時に役に立つから、シガーソケットは付けて正解だったな。

串本を出発すると、あっという間に辺りは深い闇に包まれる。
特に串本〜すさみのR42は、時折登場する集落以外には街灯が全然ない。
海沿いをひたすら走るので、昼間は相当の快走路だけど、今は視界が悪くてデンジャラス。
信号もない為、ペースが異常に速い。死に号線(しに=42)の意味が分かった気がする。
闇の中を(バイクで)踊るようにして走っていることから、まさにダンスインザダーク。
昔、そういう競走馬が居たよな(笑)

闇の中を延々と走るのは非常に単調で、またもや睡魔が押し寄せてきた。やべぇ・・・眠い。
でも、R42はコンビニも何もない所をひたすら走っている為、休憩しようがない(´Д`)
また、走行中に意識が1秒以内で飛んだり(爆)我慢の走行が続いた。
↑睡魔がかなり来てた中、何とか無事に道の駅イノブータンランドすさみに到着。助かった。
安堵感からか、到着するやすぐバイクのタンクに伏せるようにして数分仮眠(爆)
写真の看板にあるキャラはイノブータン王国の国王。道の駅の中にはその像もあるそうで。
↑闇の向こうは睡魔&疲労地獄への誘い。R42は速攻深い闇に包まれる。

数分の仮眠をとり、少しは眠気が覚めた気がする。その場凌ぎにはなった。
でも。。。やっぱ串本で1泊すりゃ良かったかもと思う始末(爆)
今更引き返すわけにはいかないから、ただ前を進むのみ。

すさみ(漢字で周参見)からの帰路も長く辛かったが、根性と気合で乗り切る。
何もない所を走ってきたので、久しぶりに町らしい町・田辺に着いた時はホッとした(笑)
よく渋滞する田辺市内をバイパスでパスし、御坊まで来れば「戻ってきた感」がある。
1度でも訪れている場所に来ると、少し安心感が沸くというか。
↑白浜の手前のローソンで休憩している時、何気なく読んでたるるぶに出ていた店。
なかなか美味そうなんで行ってみたいと思った。営業時間は午前0時まで。
今は10時か・・・頑張れば間に合いそうだな。よし、行くか。

そこから非力なゼルビスで頑張りましたよ。2時間以内に和歌山へ到着。
これでラーメンにありつけるぞ・・・と思ったのも束の間、何か様子がおかしい。やけに暗い。
無情な結果が待ち構えていた。準備中の札。もう既に閉店してた(´Д`)
まだ0時になってないが、早々と店を閉めたんだろうか・・・あ〜あ、なんてこった。

ラーメンは残念だったが、ハイペース巡航のお陰で24時間以内ゴールが現実味を帯びた。
下道でも1時間あれば帰れるので、和歌山からはR24→r62→外環で地元へ。
疲労の限界を超えているし、もう急ぐ理由はない。ペースを緩めまくり。

帰宅前にいつものセルフで給油し、そのまま帰宅。到着は1時過ぎ。所要時間は約23時間。
この瞬間、紀伊半島1周、日帰りで達成!!もう身はボロボロ(笑)
帰宅後、旅の荷物を適当に放り込んで、部屋のベッドにダイブ。もうそのまま朝まで。
泥のように眠るってこのことだったんですね(笑)
長く辛い行程だったけど、いい旅だったし、いい出会いもありました。
たった1日のツーリングなのに凄く濃厚なツーリングだったな。
串本は特に印象深いなぁ。また行きたい。

今回の紀伊半島日帰り1周ツーリングですが、もうやりたくないの一言。
紀伊半島1周するなら最低1泊は取るべき。疲労が溜まって下手すれば倒れかねん。
俺も何度も睡魔に襲われ、その度にリタイヤしようかと考えたくらい。
日帰り1周を達成できたのは、ヘンなプライドと、バカだったお陰だろうな(笑)

長いレポートとなりましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました。

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