R425ツーリング(11月29日) [前編]



※写真量が膨大な為、前編・後編の2部構成でお送りします。
メインディッシュのR425は[後編]です。


INDEX(クリックするとジャンプします)
曇天の出撃 / R371で高野山へ / 穀・菜・薬膳Cafe' waira,tequila,ikora再訪 / 霧の高野龍神スカイライン / 護摩壇山以降は晴れ / 龍神 / トラブル勃発


[後編]はこちらからどうぞ




曇天の出撃

紀伊半島は全国的に見ても険しい山岳エリアの一つだ。
それ故に内陸部を走る道路は凄い事になっている。
例えば、夏に走った奈良県天川村以東のR309旧・行者還林道区間。
ここは狭い・怖い・路面悪いの3拍子揃った劣悪な国道・・・
そう、酷道と呼ぶに相応しいクオリティだった。

しかし、そんな行者還すらも凌駕する国道酷道が存在した。
その名はR425。
和歌山県御坊市と三重県尾鷲市を結ぶ国道で、紀伊半島を横断するルートをとっている。
地図で見たら海岸沿いのR42よりも早く三重県の方へ行けそうにも見えるが・・・
それは錯覚で絶対に有り得んらしい。
整備が進んでいるR42の方が絶対早いという。
R425は全線の大半が狭い・怖い・路面悪いの3拍子揃った立派な酷道なのだ。

その勇名は全国に知れ渡っていた。
ネットでも「紀伊半島最凶、全国で見ても間違いなく5指に入る酷道」と絶賛(爆)
「これは行ってみるしかないな」と思うようになって早半年。
季節は晩秋の11月下旬の終わりに差し掛かっていた。
龍神程ではないが、高野山ぐらい標高が高いR425エリアは冬の訪れも早い。
12月に入ると冬季通行止めになるらしいので、今行くしかチャンスはないと思った。
↑これが今回の魔境R425ツーリングの予定ルート。魔境って(笑)
外環→R371で橋本。R370&R480(高野山道路)ではなく、R371で高野山。
龍神スカイラインで龍神に抜けてR425にアタック、帰路はR168を使う。
↑そして出発の朝がやって来た。しかしひたすら曇天。この山の向こうが和歌山県。
天気予報では晴れとか言っていたのによ( ´д`)雨に降られたら最悪だ。
↑河内長野の外環沿いにあるファミマ。まだ7時前。
↑フライドチキンが100円セール。安いのでこれを買って朝飯代わりに。
味はまあまあ。あんまりスパイスは効いてなくて、家の唐揚げみたい。
↑上原町交差点でR371へ。この辺はもう何べんも走っているので面白みなし(笑)
家を出発した時点でガソリンが少なかったので、ここで入れておくのが吉だと判断。
この先山道になるR371は紀見峠を越えるまでスタンドないからね〜
それにしても夏の高騰が嘘のようにガソリン安くなったな。まだ下がりそう。

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R371で高野山へ

紀見峠のトンネルを越えると和歌山県橋本市。
結構な坂を下ってゆくと、R24市脇交差点にたどり着く。
この辺は橋本の中心でそこそこ栄えている印象。
ちなみに、R24は片側1車線で常時混みまくりなので、俺は大嫌いです(笑)

以前はR371で紀ノ川を渡るには少し迂回しないといけなかったが、
今は新しい橋が完成したので、そのまま市脇交差点を直進すればよし。うむ快適じゃ。
紀ノ川を渡ればR370と合流する。
高野山方面に行くのであれば、これとR480高野山道路のコラボが無難だ。
しかしそれは以前走っているので面白くない(笑)

そこで今回は狭い山道であるR371の方をチョイス。
紀ノ川を渡った後、左折してしばらくR370を走行し、看板も無い交差点で右折。
狭い集落の間の道を行くと踏み切りがあり、それを渡ると尚狭くなる・・・
それがR371です(爆)
さっきの河内長野〜橋本間の道と同じだとは到底信じがたいショボさ。
↑南海高野線の踏み切りを渡ったところ。この先幅員減少らしい。
そのせいか看板もR370の方をかなりプッシュしているぞ(笑)
↑ちょっとした集落を抜けると、山道っぽくなり、この看板が登場。
早期改修・・・無理だろうなぁ。
↑しばらく走るとこんな感じ。酷道の中ではかなりマシな、いやむしろ快走路(笑)
これで駄目だと思うのであれば、引き返した方が絶対にいい。
この辺の路面は若干濡れているが全然走りやすかったけど。

↑ヘアピンを上がった辺りで彦谷という地区へ行く道と別れる分岐があった。
ここでヘルメ痛休憩をしていたら、彦谷の方へ行く車がチラホラ。
↑高野山のある高野町まで19キロ。山道の19キロは果てしなく長く感じる(´д`)
龍神なんか3倍もの距離。スカイラインは快走路なのでまだいいけど。
↑青看板の近くにあった不法投棄車(?)。ナンバーがないから放棄した可能性が高い。
↑路肩に落ち葉が目立ち始めたり、林の中を行ったりするR371。
明らかに道幅も狭くなり、酷道度が上昇して来た。車の数も減ってきたな。
↑途中にある玉川峡にて。
紅葉はとっくに最盛期を過ぎてはいるけど、まあまあな感じ。
↑この先にあるトンネルの坑内の高さが2.5mしかない事を示す標識。
まぁ普通の車なら高さを気にする必要はないが。

↑これが玉川峡らしい。紅葉の名所のひとつで、夏場も行楽客が多いみたい。

↑線路の踏み切りを越えてから久しぶりの集落。高野山はぐるりと左へ。

↑北又集落を過ぎてしばらくした頃、玉川やどり温泉というのがあった。
日帰り温泉も可能らしいが、まだ朝8時半で開いている様子も人気もなし。
↑紅葉とゼルビス。
↑天気が良ければ良かったな。紅葉も映えるから。
↑どうやらこの辺も玉川峡のようですな。
高野山の手前でも熊出没?!((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「少ないと聞いております」という頼りないコメントに苦笑(爆)
↑ここの坂が鬼勾配。暗峠を思い出すな(笑)
↑やどり温泉を越えていく。より道路状況が過酷に。
ポール並べるよりもガードレールを設置しろよ、と(爆)
↑この辺は工事している箇所が多いです。路肩も貧弱なんだろう。
↑あ、なるほど。これじゃあ高さ制限になるわな。
素掘りした表面をコンクリで固めただけ。紀伊半島はこの手のトンネルが多いような。
↑トンネル後の分岐。高野山へはここを右折で正解。
↑高野町に入ってから最初の集落。今まで山奥の無人地帯ばかりだったからホッとする。
麓から集落なんてものはちょっとしかなかったもんな。
↑昨夜あたり雨が降ったんだろうか。タイヤのライン以外がドロドロになってた。
バイクに付着したら嫌なので、なるべく車が通った跡を走るようにする。
↑だいぶ標高の高い所まで来たぞ。山の斜面には霧がかかるようになってきた。
↑このトンネルを抜ければ、高野山の寺社仏閣が集中するエリアもすぐだ。
↑トンネル後の分岐。r53は野迫川や果ては天川へ至る道。

↑確かにR480の方が走りやすい。
でもあの道は鈍い観光バスとかマイカーでウザい場合が多々あり(笑)
R371はバイクは全然大丈夫かと。車では辛くなるけど・・・特に離合。
しかし、ここもR425と比べればおままごとみたいなもんだろな。

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穀・菜・薬膳Cafe waira,tequila,ikora再訪

ようやく高野山までやって来た。
ここまで上がって来たのは前の龍神ツーリング以来。約1ヶ月振りか。
その時も3月のツーリングで偶然立ち寄って仲良くなった喫茶店・・・
「穀・菜・薬膳Cafe waira,tequila,ikora」へ行ったけど閉まっていた。

定休日なんかな?と思い、龍神ツーリング帰宅後にメールを送ったけど返事が来ず。
前は返事くれたのに返事がない。
「もしかして店を辞めてしまったのかな・・・(´・_・`)」と思った。

いや、そんな事はないはず。。。パソコンが壊れているだけなのかもしれない。
今回も店に行ってみたら・・・
フツーに開いていた(笑)
俺の考えが単なる杞憂に終わって良かったぜ。
↑奥の院の近くにある穀菜薬膳(赤い所)。名前が長いので今後はこの呼称にする(笑)
↑穀菜薬膳外観。今日は開いていて良かった。
一時は店を閉めたかと思っていただけにな(笑)
久しぶりに会う道上さん(妹さん)も元気そう。お姉さんは居なかったのが残念。
道上さんが言ってたけど、この前ハーレーの集団が来たそうだ。
う〜む、ライダーにも名が知られつつあるな。
↑コーヒーを飲みながら、色んな話をしているうちに30分くらい経過。
これから龍神、そしてR425へ挑む俺を見送って頂いた。
出発前に道上さんの母親らしき人が手を振ってくれた。多分初めて会った(笑)
今度来る時は春かな。そろそろランチデビューしたいところ。
とあるブログで知り合った人がオススメしていたし、美味そうだったもんな〜

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霧の高野龍神スカイライン

穀菜薬膳で和んだ後、高野龍神スカイライン(R371)を走る。
その前にオーバーパンツを穿いておかねば。
橋本辺りは全然寒くなかったが、高野山まで来ると少し寒くなっている。
スカイラインを走り出すとどんどん標高が上がっていく。防寒するなら今のうち。

奥の院を抜けた所の分岐で右折し、紅葉が見事に終わった道を軽やかに走っていくが、
うぉぉぉお!!いきなり霧かよ!!!
↑余部ツーリング行く時に篠山辺りで濃霧の襲撃を受けて以来の霧中走行。
幸い全然見えないことはなかったので、少しスピードを落とすぐらいで大丈夫。
またこの霧のせいか、車は少ないしバイクなど1台も走っていなかった。
これは護摩壇山、龍神温泉まで行っても同じだった。見事にバイク0。
シーズンが終了寸前(スカイラインは冬季通行止め)だからかな〜天気も悪いが。
↑最初のドライブインがある鶴姫付近。この辺が1番濃霧。
霧の向こうで蠢く「何か」がいそうな・・・スティーブンキングの某作品を思い出す(笑)
ドライブイン鶴姫の前。辺りはひたすら霧と静寂。
↑中にはレストランと土産屋と観光パンフレット類あり。
寒い時期なのでトイレには絶対行っておく(笑)
↑ドライブイン駐車場の隅っこの方にあった。山の上だから風力発電向きな地形。
ここ野迫川村は星空も綺麗らしい。平家の落人伝説もある。
↑高野龍神スカイラインを走っていたら目に付くのがコレ。
この道は和歌山と奈良の県境の山の尾根沿いを走っている。
数メートル進むと和歌山になったり、奈良になったりするのも珍しくないそうだ。
県を跨ぐ回数はナント52回!( ̄□ ̄;)

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護摩壇山以降は晴れ

スカイラインも山の家しみずを過ぎたら、霧の合間から陽が射してきた。
昨日の夕方に見た天気予報によると龍神辺りは1日中晴れマーク。
護摩壇山近くで晴れてきたのであれば、龍神も当然晴れのはず。予報的中だ。
今出さんありがとう!!(笑)
↑癒し系な今出さん(笑)
「ちちんぷいぷい」にも出ている気象予報士で、関西人ならお馴染み。
オリコンの「好きな天気キャスターランキング」で7位!全国区じゃないのに凄い。
※これはとあるブログから拝借した写真。だから天気予報も全然違う日だ。
↑今出さんはこの辺にしておいて、護摩壇山までまもなくといった写真。
天気がどんどん良くなってくるとやっぱり気分も高揚してくる。
↑スカイラインの一大拠点・護摩壇山のスカイタワーが見えてきた!
↑駐車場にて。ここに来るまでが悪天なせいかガラガラ。
霧が温泉の湯気みたいで、近くに温泉があるみたいに見える(笑)
↑駐車場から見渡す山々。頂上付近は雲(霧?)がかかっている。
↑護摩壇山を後にし、ここから龍神へ向けて下ってゆくスカイライン。
こちら側は路面も濡れていなくて天気は良かった模様。山の天気は急変しまくりっす。
↑集落が見え始めた。スカイラインを抜けて龍神村まで降りてきた所。
快晴で走りやすい道。う〜ん最高。気持ちのいいライディングを楽しむ。
↑もうあとちょっと走ったら魔境R425に至る。
魔境にはスタンドなんかあるはずがないので、ここで給油をしておくのが無難。
スタンドのおっちゃんは「ライダーはR425を結構走るみたい」って言ってた。

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龍神

日高川を沿う快走路を走っていくと道の駅・龍神に到着。
昼飯を食う最後のチャンスがここだったけど、時間が惜しい&金も惜しいので断念。

いいんだ・・・だって・・・
これから走るR425が俺のメインディッシュだからさ(バカ爆)
とまぁ、やせ我慢してますが、ちゃんとした飯を食べたいのは山々なんです( ´д`)

道の駅を出た後は、この前スルーした龍神温泉の方へ。
旅館が数軒立ち並んでいて温泉街って雰囲気。城崎辺りとはまた違うけど。
日帰り温泉の元湯(美人の湯)にも入りたかったが、上と同じ理由により断念(沈)
↑道の駅龍神をバックにゼルビス。
いつ見ても自分の愛車はカッコよく見えてしまう。親バカな俺を許しておくれ(笑)
↑道の駅の向かい側の壁にある図。迫力あります。
龍神だけに「つっかもうぜ〜ドラゴンボール〜♪」と口ずさんだかは定かではない。
↑龍神温泉街。歴史ある旅館もチラホラ。高くて泊まれないだろな〜
↑日本三美人の湯の1つがここ龍神。
他の2つは群馬の松ノ湯温泉、島根の湯の川温泉となっている。
↑次に来た時こそ温泉に浸かりたいものだな。

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トラブル勃発

龍神温泉街を出発。
R371に戻ってきたところで少し休憩する為に停車。
川のせせらぎを感じ、四方を囲む美しき山々を見て和んでいた。

5分後。
さぁ出発しようと思い、セルスイッチを押すも・・・全く反応なし。
「あれ?サイドスタンド払い忘れているのかな」・・・いやちゃんと払っているぞ。

えっ。。。(・_・;)

この時点で軽い焦燥感が生まれ始めた。
キルスイッチはちゃんとRUNになっている。でもセルすら回らない。
さっきまで普通にかかっていたエンジンが急にかからない・・・
何で???((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルって感じだ。

何も変な事をしていないのに・・・Why?(・・?
バイクに乗って1年以上経っているけど、こんな事は初めて。
プチパニック状態になりつつも、かからない原因を必死に考えてみる。
サイスタ、キルスイッチ、バッテリーなどが原因だとはまず考えられない。
5分前までエンジンが動いていたので、バッテリーのシロは間違いなし。

以前オーナークラブの掲示板の書き込みで、
「セルモーターの接触不良でセルが回らない」と書かれていたのを思い出した。
ひょっとしたらこれが原因かも・・・
スロットル左横にあるセルモーターのボックスを少し揺らしてみる。
↑トンネル前で看板どおりに右折すれば、龍神温泉街がお出迎え。
↑今は田辺市龍神村龍神。昔の合併前の看板がそのまま残っていた。
ここは竜神となっているけど龍神の表記が主流らしい。
↑雨でぐちゃぐちゃになった橋本〜高野山間のR371走行で汚れたと思われる。
↑うぇぇええ〜( ´д`) こんな中の方までぐちょぐちょ。
ツーリングから帰ったら洗車しないと駄目っぽいな・・・
↑スロットル横のセルモーターの箱を揺らしてセルスイッチをON。
すると・・・エンジンかかったーーーーー!!!!(T_T)
一時はどうしようかとブルーになってただけに、本当に助かった。
何をしても無理ならここでツーリング終了→バイク屋行きのところだった。
余計な出費が必要となりそうだっただけに、エンジンがかかった時は感激(>_<)

冷や汗もののトラブルも何とかなった。R425はもうすぐだ!

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遂にR425へ挑む[後編]へ続く




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