余部ツーリング(7月14日) [前編]



※今回は写真量が膨大な為、前編・後編の2部構成でお送りします。


INDEX(クリックするとジャンプします)
プレリュード / ミッドナイトラン / 霧の襲撃 / 福知山から余部へ / 余部鉄橋登場 / ドライブイン余部 / 路地を抜けて / 餘部駅 / 余部鉄橋撮影会 / 余部鉄橋事故慰霊碑


[後編]はこちらからどうぞ





プレリュード

余部鉄橋がなくなる。
正確に言えば、今の鉄橋を撤去して、新しくコンクリートの橋にしてしまうわけだが。
別に鉄道マニアでもない俺でさえ知っている余部鉄橋。
今はすっかり山陰地方の観光地として定着している感がある。

その存在を知ったのは何かの旅行雑誌で見た時。それもかなり昔だ。
山の谷間に突如現れる橋は実にスリリングで、風光明媚な日本海と成す景観に惹かれた。
また、鉄橋付近の鄙びた漁村がやけに旅情を駆り立てたものだった。

これまで各地をツーリングして来たが、余部鉄橋のことはすっかり忘れていた。
とある日に見た余部鉄橋架け替えのニュース。これによりかつての思いが蘇える。
これで知る機会がなければ、鉄橋架け替えが終わってから知ったかもしれない。
そういう意味でも僥倖と言えた。
ネットで調べてみると2007年春には工事が始まってしまうらしい。
香美町のHPも工事開始前に来た方がいいと書いてる。
重機や工事車両等で余部鉄橋の景観が損なわれる為であろう。

もう俺の中で1つの決意が芽生えていた。
絶対に工事が始まるまでに行ってやろう、と。そして景色を脳裏に焼き付けろ、と。
↑夜に電車が通ると、あたかも銀河鉄道みたいな余部鉄橋。とても魅力的。

余部鉄橋へ行く計画は周到に立てていた。行くのであれば満喫したい。
しかし、余部に行こうと思った6月のある日。出発時刻が昼になってしまった。
これでは日帰り無理だと諦めて、近場の加太に行ってしまったっけ。

それ以降も機会を伺っていたが、日本列島は梅雨モード突入。なかなか晴れない。
「もう8月ぐらいまでチャンスがないのかなぁ(>_<)」
そんな時、ふと天気予報サイトで余部の天気予報をチェックしたら・・・
「おぉ!次の日晴れるじゃん!!」
もうこれで決まりだ。決行日は7月14日。出発は夜中の3時。

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ミッドナイトラン

新旧2つの携帯によるバイブ攻撃のおかげ(?)で午前2時30分起床に成功。
家の周りは丑三つ時にふさわしい静寂さ。
着替えた後、あらかじめ用意していたリュックとヘルメを持って外へ。
う〜ん、夜中発のツーリングというのもいいねぇ。
湧き上がる高揚感を抑えきれない。旅の始まりってこうだよな〜!

リュックをネットとロープでリヤシートにくくりつけ、シートに跨る。
一息ついてゼルビスのキーを回す。
エンジンが始動するが、サイレンサーは静音なので夜中でも安心。
↑出発前。雲が多い。でも、余部(兵庫県北部)は天気いいので問題ない。

ゼルのメーター上に設置したキャンドゥ時計が2時50分を示した。
さぁ出発だ!

家を出て普段走る道はガラガラ。実にいい。涼しいし。
数分走れば阪和道のインターへ到着。
先に立てた計画では、ここから中国道の中国豊中ICまで走る。
福知山まで走ると高いもんな。
大体、夜中だと交通量が少ない。ある程度高速走ればあとは下道で十分な気がする。
↑阪和道入口。夜の高速ってどこか幻想的。ナトリウム灯がいい。

阪和道はいつにも増して快走可能な高速フィールドであった。
覆面の存在に気をつけながら北上していく。
今のところヘルメ痛はないのでかなり嬉しい(笑)
適度に飛ばし追い越して、適度に巡航。

走っていて気付いた事がある。
それは・・・わざわざ作った水筒を忘れた!!(>_<)
余部は暑くなりそうだからと思って、寝る前にサーモスに冷たい茶を入れていた。
「保冷するとはいえ、いずれ温くなる」ので冷蔵庫に入れていたのである。
で、それを出発時にすっかり忘れ、今頃冷蔵庫の中。アホですな(沈)

軽い脱力感を感じつつ、中国豊中ICで高速を降りた後はしばらく中環を走行。
少々紛らわしい分岐を超えると、下の写真の久代1交差点に。
↑久代1交差点。ここを右折すれば、川西池田駅方面へ行くr13。

久代1交差点を右折して、深夜の川西市街地を走行。
川西池田駅を越えたアンダーパス付近でパンダさん発見。
夜中でも油断できんな・・・

その後、篠山へ抜けるr12(その一部が猪名川渓谷ライン)へ。
川西の郊外ニュータウンらしき所を走るんだけど、結構アップダウンがある。
昼間だとアレだけど、交通量皆無な深夜(しかも夜明け前)だと楽しいな。

順調な走行も束の間、ツーリング始まって以来初となるヘルメ痛が来襲。
ローソンがあったので緊急停車。
↑清和台辺りのローソン。細長ガラスの窓が既存ローソンと違う。
窓側にある雑誌コーナーが奥にあり、ジュース類が窓側。新形態のローソンなんかな?
↑サーモスなき今、飲み物は買わなければならない。いつも通りの野菜ジュース。
↑向こうの空が若干明るくなるのが見えますか?朝の4時です。
↑今回の武装。つくづくゼルビスはツーリング向きである。
3ヶ月前にバイク屋で頼んだGIVIのフィッティングパーツが来ないので止むを得ず。
一体いつになったら夢のパニア装着が出来るんだヽ(`Д´)ノ

ローソンを出てしばらくした後は、柴合北ノ町交差点で左折。
ここからが猪名川渓谷ラインになるようだ。
郊外ニュータウンの道から、一気に田園的な田舎道に変貌。
↑さっきから30分も経ってないのに空はかなり明るくなった。
日の出寸前からのドラマチックな変貌振りが朝陽の好きなところ。

しばらく田園地帯を走ると、徐々に山深くなってくる。峠らしき箇所もチラホラ。
とはいえ、それほど勾配やRがきついわけでもないので快走できる。
↑朝の澄んだ空気が気持ちいい。人家はあっても、人気はあまり感じない。
↑東の空が徐々に朱色に染まってゆく。
↑夜明け前に走ったわけだけど、この道はいい。また走りたいな。
↑古坂峠を越えると、ここへ到達する。2つ目の信号がR372との交差点。
ここを左折すると篠山の中心部方面へ至る。
↑篠山のr36にて。雲が多く、大快晴にはなりそうもない。
↑早朝のせいか車は全然通っていない。涼しいし最高の走りやすさ。

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霧の襲撃

篠山中心部をr77→r36と通り抜け、西古佐南でR176。
ここを右折して、福知山方面を目指す。
徐々に天気が悪くなってきたと思ったけど、実は霧だった。
いつの間にか辺り一面が霧だらけ。それによって視界が凄まじく悪化。
ひぃ〜(((( ;゜д゜)))ガクガクブルブル
バイクでは初めての霧中走行、数メートル先の視界とセンターラインだけが頼り。
これが山の中の極狭路とかじゃなくて本当に良かった・・・
↑この辺になると霧がマシになってきた。前方の山の中腹に霧がかかっている。

ひんやりと涼しい新鐘ヶ坂トンネルを越えると、柏原(かいばら)の町が見えてきた。
大阪府の柏原は「かしわら」。日本語って複雑。
兵庫の方の柏原はかつての柏原藩の中心であり、城下町として繁栄。
今もその時代の面影が色濃く残る町だ。
↑JR柏原駅。駅舎は1990年に開かれた花博の「山の駅」駅舎を移建したもの。

柏原駅でヘルメ痛休憩をとり、その後は氷上ICへ。
氷上ICと舞鶴若狭道の春日ICまでは無料の高速・北近畿豊岡道がある。
本来なら春日から豊岡まで延びる高速なんだけど、今は一区間しか開通していない。
この1週間後(7月22日)には和田山まで開通するけど、惜しくも時期が早かった。
そんな無料高速を快走。車なんか1台も通っていません。
春日で降りて福知山までR175でいこうかと思ったが、早いところ余部に着きたい。
予定を変更して舞鶴若狭道を1区間(春日−福知山)走る事にした。500円。

高速に入るとさっきみたく霧が大量発生。
さっきの霧よりも濃く、かつハイスピードが出るので危険を感じた。
巡航速度を遅くする事で対処。交通量が少ないのが幸い。霧はマジ怖い。
それにしても、相変わらずこの道はガラガラだよな(笑)
朝食とトイレ目的で六人部PAへ入った。
↑どこかで見たような・・・と思った人は鋭い。
↑去年の出石ツーリング時の写真。この時も六人部を訪れていて、全く同じ場所で撮影。
1年前と1年後では心なしか随分違って見えるのは俺だけですかね(笑)

↑ガーン、空いてない。まだ早かったか・・・
ちなみに去年はここの軽食コーナーで「通称レントゲンうどん(※)」を食べた(爆)

※普通のうどん。編集で色を反転させたら、レントゲンみたいになっただけです(^_^;)
↑仕方ないのでこっちに足を運ぶ。で、買ったのは・・・
↑ミソンバー!!なCMが懐かしい、カップヌードルみそ。今は自動販売機限定らしい。
↑別に大した味でもない。でも、これを見ていると結構ウマそうに見えるから不思議だ。
カップヌードルみそのアップ写真はここ以外では多分見られないぞ!(笑)

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福知山から余部へ

霧の舞鶴若狭道は福知山ICで終了。あー怖かった。
福知山はこの辺では1番の町で、高架バイパス化されている箇所もある。
しかし去年通った時と全く同じで、途中で高架は終わっていた。
むき出しの鉄筋が長い事放置されているようだし、工事自体が凍結しているようだ。
渋滞するから、早いところバイパス全通してくれると嬉しいんだけど・・・

福知山を過ぎるとしばらく田舎ばかりなんで、ここらで給油しておく。
↑「ドゥーン」「何を言う早見優」?いえいえ、それは村上ショージ。
ここは村上商事というローカルな給油会社。
↑結構凶悪なシステム。多く金を入れ、少ししかガソリンが入らないと泣きを見る。
↑「これっきり、これっきり、もう〜これっきりですか〜♪」「間違いないッ」
この村上商事、地元にはないのでプリペイドカードははっきり言って無意味。
釣りが出ない被害を最小限に留められたのが幸いか。

今時釣りが出ないってどういう事よ?な給油を終え、再びR9。
福知山の郊外にある野花交差点でR426へ入る。
この道は去年の出石ツーリングでも絶賛した快走路である。
あの時は台風による土砂災害や出石川の決壊で所々工事していたが、
今回はそれも終わっていて、綺麗に補修されている箇所が見受けられた。
天気も良くなってきて、太陽の眩しい光と青々とした空に心躍る気分。
こういう時、旅というかツーリングって素晴らしいと思う。

快走路ではあるけど、前に遅い車(特にダンプ)が居ると途端にウザくなる(笑)
快走続けるゼルビスの前に○×工業のダンプが行く手を阻む。
追い越そうにも追い越し禁止区間だし、アップダウンがあり対向車に注意だし、
そんなわけでかなり長い間スロー走行を強いられた。
破線部分がやっと登場。これで堂々とオーバーテイク出来る(笑)
対向車が来ない時に加速して抜かすと、ペースが上がる上がる。
さらば○×工業。

しかし、オーバーテイク後しばらくしてヘルメ痛発生。
またかよ・・・ヘルメ痛( ゜凵K)イラネ。
渋々空き場所を見つけて停車。
さっき追い越した○×工業のダンプが通り過ぎてゆく・・・(爆)
↑「ヘルメ痛 嘆く心に 朝陽かな」 俳句かよ。

↑停車した所は但東町栗尾というところらしい。
この時は知らなかったんですが、卵かけご飯の店「但熊」がこの写真のすぐ近くです。
行きは見つけられなかったけど、帰阪の途中に但熊に寄る事が出来ました。
そのレポートは後編で。
↑篠山抜けたあたりの霧が嘘のような快晴。

ヘルメ痛緩和休憩も終わり、再度○×工業をオーバーテイク。
出石まで来ると車の量が増えてきて、追い越すわけにはいかなくなってきた。
出石トンネルを抜けたところの交差点で左折。
ここからはr2で八鹿(R312)方面へ抜ける。
途中の浅間トンネルが新しくなっていたらしく、工事が行われていた。
旧トンネルは見た目からして不気味な感じがした(爆)
概ねツーリングマップルに書いてある通りの走りやすい道だが、割と交通量は多い。
朝の通勤通学ラッシュに重なったからかな。時刻は7時前。

八鹿の下小田交差点でR312とぶつかり、そこを右折。
福知山以来の大きな町・豊岡へ行く車で流れは悪い。
江原で国道が複雑に交差する箇所があるが、何とかr1へ入ることが出来た。

この兵庫県道1号線、実は名前負け。
江原近郊は狭路もあるし、舗装もしょぼい区間あるし、生活路って感じ。
その辺の道と何ら変わりない。こんな道が1号線を名乗っていいのか??(笑)
↑旧・日高町と旧・竹野町を結ぶr1。
1番若い数字だからといって、1番凄い県道というわけではない。
余談だが、兵庫県道は1桁(r1〜r4、r6、r9等)が豊岡近郊に集中している。
どういう基準で指定しているんだろうか。謎。

↑さっきのr1看板の付近。田んぼの緑が鮮やかな田園風景。まったり(´▽`)

そんな田園風景も道を進むと、徐々に山に入っていき、いつしか峠に差し掛かる。
↑番屋峠。交通量も皆無状態。かなり静かで寂しい感じな場所。
↑もちろんここもr1。草木が繁茂しまくり。伐採業者に切ってもらってない様子。
↑辺境の山奥って感じさえする。
↑妙に雲が多くなってきた。余部まで近いだけに、大快晴であって欲しいのだが。

番屋峠を越えたら、床瀬そばで一部には有名な床瀬地区へ。
名前だけは何回か耳にしたけど、こんな田舎が発祥だとは思いもしなかったな。
床瀬そばは、そばが出来るまで七輪で野菜や肉を焼いて食べる。
これが床瀬そばの特徴で、なかなか変わったそば文化に興味深々。
まだ朝早いので店は開いていないけど、今度は出石そばとセットで食べに来たい。

床瀬を越えてr1を北上。ひたすら続く山、田、民家。
同じような景色が続くので、R178と交差するまで意外と長い。
そして、ようやくR178まで辿り着く。これで余部まではこの道1本で行ける。
さぁ、ラストスパートだ!

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余部鉄橋登場

R178の香住道路という無料高速を走行。
途中に何本かトンネルがあるけど、路面が水びたし?(凍結?)でびびった。
この時期に凍結するとは有り得ない。でもトンネル内の路面は濡れている。
トンネルの天井から水が漏れているんか?う〜ん、謎だ・・・
このトンネルだけでなく、兵庫北部のトンネルは大体こんな感じだった。

1区間しか開通していない香住道路を降りると、日本海が見えてきた!
潮の香りが漂う香住の町。
民宿が多く立ち並び、かにの看板も多く見かける。まさにかにの町・香住の典型。

香住の町並みを抜けると、いよいよ標識に余部鉄橋の文字が!
古くてボロい虫尾トンネルを越える手前から、山っぽくなる。
トンネルを抜けてしばらく走ると、余部のすぐ東隣の鎧地区の看板が見えてきた。
余部鉄橋はもう目前に迫っている。そう思うとドキドキしまくりだ。
カーブを曲がる度に緊張するというか、何と言うか。

長いカーブを右へ曲がる。

そして。余部鉄橋来たーーー!!!

ちなみに余部着は8時半。家からだと5時間半かかりました。疲れた〜〜
↑念願だった余部鉄橋を視界に捉えた。そして、地元のさようなら看板。
↑withゼルビスバージョン。
↑それにしても凄い高さ。遠くからでも特筆すべき存在感を放つ。
↑香住町は、香住、村岡、美方を合併して最近誕生したらしい。
また、政令指定都市じゃないのに区が付いているのは面白い。姫路とかも区があるよな。
余談だが、178=イナバ=稲葉浩志(B'z)を連想するのは俺だけ?(爆)
↑鉄橋下には無料駐車場があるのだ。既にサーチ済み( ̄▽ ̄)ニヤリ
車ばかりだが、ここにバイクを止めておく。
↑駐車場に設置されている案内図。
余部と書いて「あまるべ」と言うし、餘部と書いて「あまるべ」とも言う。
この看板は駅名に余部と餘部を使っているが、正式には「餘部駅」。
地名としては「余部」、鉄橋は「余部鉄橋」と表記するのが通例?のようだ。
少々ややこしいな。
↑余部鉄橋のプロフィール。
建設当時、トレッスル橋としては東洋一。今でも日本一。
これを明治に作ったというのが凄いし、よく今まで維持し続けたと思う。
架け替え反対派(と思われる)の落書きも見られる。
↑高さ40メートル。1個1個の鉄脚がでかいでかい。
朱色の余部鉄橋、山の緑、空の青が醸し出す風景に早くもノックアウト状態(笑)
駐車場にある黒いバイクがゼルビスです。
↑橋梁のど真ん中の側壁に余部鉄橋と書かれている。
↑本当にいい天気に恵まれてよかった。まぁ、狙って行っているんですが(笑)
↑写真を撮っていたら突如轟音。電車の通過だ。みんなカメラを鉄橋に向けてた(笑)

↑鉄橋のすぐそばには日本海。絵になるし、ロケーション的には最高。
↑来るのが2日早かったか( ´д`) 暑いから海に入りたかったけど。

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ドライブイン余部

一通り写真が撮れたので、どこか喫茶店で涼みたい。腹も減ってきたし(笑)
駐車場の反対側にドライブインがあるので、そこへ。
隣には、余部鉄橋に最も近い(?)民宿の川戸屋もある。
HP見たら分かるけど、どうも同じ経営者がやっているらしい。
ここのHPは余部鉄橋に関する情報や四季の写真が多い。動画もあり。
余部に来るなら一度目を通しておくといいかも。

また、余部鉄橋保存運動として余部鉄橋を思う会があります。
俺自身としては会を応援したいですね。
↑民宿川戸屋。さっきの電車通過時に2階から写真撮っている人が居た。
結構人気があるので、余部で1泊したい人は早めに予約すべし。
↑川戸屋の隣にあるドライブイン余部。要するに喫茶店です。
↑外観からある程度分かってたけど、くたびれた感じの内装。建物自体が古い。
朝から近所の人らの憩いの場。余部は飲食店少ないだけに集中するのかな。
↑頼んだのはホットケーキとアイスココア。計850円なり。
↑ホットケーキは冷凍っぽいがそこそこ。アイスココアは何故か蜂蜜入りシロップが。

外はめちゃくちゃ暑いけど、店の中は涼しいや(´▽`)
もう外に出たくない。メッシュジャケ脱いでも汗だらだら。
兵庫北部の夏は暑いと聞いていたが、マジですな。
アスファルトだらけの大阪とは性質が違うナチュラルな暑さというか。
田舎の盆地気候だからかな。

今後の予定をツーリングマップルと、余部に関するプリントアウトで大まかに立てる。
今回のツーリングはあくまで余部鉄橋がメイン。
故に余部満喫プランとしては、餘部駅に行かないことには話しにならん。

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路地を抜けて

ドライブイン余部を出て、餘部駅へと向かう。
外は相変わらずの猛暑っぷり。
鬼暑い黒メッシュジャケなんか着てられん。

さて、餘部駅への道のり。
路地の中に入ったり、山道を登ったりで結構大変。
高齢者が多いと思われるこの地区で、駅を利用する人は少ないだろうな。

下記に餘部駅への道のりを順序紹介。
↑鉄橋下駐車場からだと、まずは川戸屋の左の路地の奥へ。
すると写真の十字路に出てくる。看板に従って左折。
↑民家の隙間を縫うような路地が続き、眼前に赤い鉄脚が。
↑「余部駅→」という看板があるので右折。すると橋の下の道へ。
↑ここから山道ゾーンに突入。
↑ひぇ〜っていう程ではないけど、先が思いやられる坂道。
↑さっきの坂を登りきった所から。田舎の田園風景にまったり。
↑海に面した昔ながらの集落って感じ。有線放送が流れてきそうな。好きな1枚。
↑鉄橋側に目を向ければ、橋脚ダイナミック!
↑坂道はまだ続く。若干森っぽくなってきた。 この坂を登りきれば餘部駅はすぐだ。

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餘部駅

先の坂道を登りきったら、線路が見えてきた。 遂に餘部駅到着!である。
ふぅ〜結構疲れたな。坂はそんなに長くないけど、暑いので既に汗だらだら。
サーモス水筒があれば・・・
今になってより一層後悔したのは言うまでもない(爆)
↑余部鉄橋ではなく、餘部鉄橋表記。併用されすぎ。
↑JR的には餘部駅。
姫路の方に余部(よべ)という名前の駅があるので混同を避ける為らしい。
↑子供にも分かりやすい説明書き。作業員の保険金額2万は当時からしたら破格。
↑恐らく戦前(戦時中?)の様子を描いたと思われる絵。
今は人が歩けないけど、昔は地元の人が余部鉄橋を歩いていたらしい( ̄□ ̄;)
電車が来ないタイミングを見計らって、隣駅までトンネル内を歩いていったとか・・・
↑今となってはレアな電話ボックスがある。でもトイレはない。無人駅ですから。
↑ローカル線らしいホーム。鳥取方面を望む。軽く備後落合を思い出すなぁ。
↑こちらは京都方面。鉄橋の先にあるトンネルを抜ければ鎧駅がある。
鉄橋部分には柵があるけど、昔はこれがなかったらしい。かなり怖いよ、いやホント。
↑待合室。中を覗いてみると・・・
↑こんな感じ。虫が多すぎ。死骸だらけ。
ちなみに待合室の横手には蛇口あり。これだけ暑いと実に助かる。
タオルを濡らすと気持ちいい(´▽`)
↑もっと便数が少ないと思いきや、意外とある印象。
ローカルとはいえど、山陰「本線」の力か。
↑こんな所で「大阪」「三ノ宮」って見ると、鉄道って凄いぞ、って思う。
↑無人で人気(にんきと読む)のある駅には大概設置されているノート。
ここ餘部駅にも当然あった。
数冊あるけど、虫の死骸とか汚れで触りにくい(笑)
俺も1筆書いてみようかと思ったけど、飛び回る虫がウザいのでやめ(笑)
↑待合室の外壁にひっそりある駅百選のプレート。
↑駅のすぐ上の高台に鉄橋を見下ろす感じの撮影スポットがある、と聞いたが、
この階段の登った先がどうやらそこの事らしい。
さっそく行ってみますか。

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余部鉄橋撮影会

余部鉄橋を丁度いいアングルで見下ろせる撮影スポット。
最初は誰も居ないけど、電車到着時刻が近づいてくると徐々に人が増え始める。
大体が中年夫婦の観光客、鉄道マニア。一眼レフ&三脚を持ち込んでいる猛者も。
そんな感じで、地元民なんか誰もいない模様。

撮影スポットは香美町が力を入れているようで、木で出来た水平の台がある。
三脚固定もバッチリ可能。でもそのスペースが狭いので早い者勝ち。
電車の時刻表も高台の場所に設置。これにより撮影タイミングが掴みやすい。
↑駅までの上り坂で疲労困憊気味の人には「うげぇ(´д`)」(笑)
↑モデルプランの案内が書いてある。
黄色のとこの、鎧13時43分発→餘部15時35分着ってどういうことだ(笑)
鎧と餘部は隣駅同士です。5分くらいで着く。2時間もかかるわけない。
↑撮影スポットにある時刻表。
撮影タイミングの狙いは、10時台の2本。
豊岡方面行きの普通10時43分発、浜坂方面行きの普通10時50分着。
特急の通過撮影は時間が合わないのでパス。まだ11時になってないもんな・・・
暑いし、虫多いし、何時間もここで待ってられません。
↑続々と電車待ち撮影の人達が集まってきた。
↑これが余部鉄橋の写真でよく見られる構図。遂に写真に収めることが出来た。
この撮影ポイント以上の好立地はないと思われる。ヘリから撮影出来たら別だけど。
鉄橋の雄々しさ、のどかな集落、ひっそりとした海、山に空。いい絵ですな。
これを味気ないコンクリート橋に架け替えたら、一気に景観がしょぼくなりそうだ。

しばらく待つと駅のアナウンスが流れる。無人駅だけどちゃんとしているんだな(笑)
まずは浜坂方面からやってくる電車が到着します。
↑豊岡方面行きの10時43分発の普通電車。ピンクがケバイ気が。
↑駅を出て、鉄橋を今渡ろうとしている電車。
電車から見る景色も良さそうだよな。時間がないので今回は実現しなかったけど。
↑半分ぐらい通過。鉄橋は電車とセットで撮る方がいいな。
↑トンネルの穴に吸い込まれてゆく電車。
これで1本目の電車が終わったわけだが、2本目の浜坂方面行きのヤツがすぐに来る。
今度は動画で撮ってみることにした。
↑電車がやってくる動画。セミの鳴き声がまたいい。
↑駅から去ってゆく電車の後姿。撮影客もそれに合わせて帰り始める。

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余部鉄橋事故慰霊碑

撮影会も終了して、駐車場に向けて下山開始。
もう少し雲がなければ会心の一枚を撮れただろうけど、まぁ仕方ない。
また天気がいい日を狙って行くしかない。でも遠いし、そんな暇もないし(笑)

駐車場へ戻る前に、この余部鉄橋で起きた電車落下事故の慰霊碑を見に行った。

その後、余部鉄橋を一旦離れて余部崎灯台へ行くのだが、それはまた別のお話(笑)
余部崎灯台以降は後編のレポートで紹介していくのでお楽しみに。
↑鉄なので錆びたら凄く怖い。しかも場所が場所だけに潮風とかモロに直撃。
錆びを含めた橋脚の塗装工事を何度も行い、余部鉄橋を保持しているらしい。
↑鉄橋の真下には田んぼ、その直ぐ側には民家がある。
毎日この鉄橋を通過する電車の轟音が気にならないのかな。
↑鉄橋には1〜11までの数字が振られていて、これは余部鉄橋の橋脚番号を示す。
つまり橋脚は全部で11ある。
1本1本の部材を見ると凄く貧弱そうだけど、そこは土木技術の凄いところ。
↑最近塗装したのが1997年。もう10年近く前。
この写真のボルトの塗装とか剥げているのが気になる。この程度なら大丈夫だろうが。
↑昭和61年12月28日に起きた電車落下事故の慰霊碑。
駐車場からだと国道を挟んだ反対側、鉄橋を越えたところにある。
↑鉄橋から脱線落下した電車がカニ加工場に直撃。酷い惨状だったようだ。
奇跡的に生き残った人も深い心の傷が残っているらしい。
事故以前からこの地方の観光地だったし、この事故は誰もがショックだった。
犠牲者の冥福を祈ると共に、もう2度と起こしてはいけない。
↑聖観世音菩薩の説明書きがあった。
↑引き出しの中には数々のノートが。
↑駐車所に戻ってみたら、ゴールドウイング発見。公道で見たのはこれが初めて。
それにしても何て楽そうなスタイルだろうか(´▽`)
ずっと後ろに乗っていたいや(笑)

余部鉄橋に一時の別れを告げ、駐車場を後にした。
次は余部からすぐ北に行ったところにある余部崎灯台だ。
ライダーなら灯台はもう定番っしょ!(笑)

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余部崎灯台以降の[後編]へ続く




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