3日目 しまなみ海道・四国カルスト(8月28日)




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自然の森MGYH / まずは尾道へ / しまなみ海道(尾道→今治) / 梼原へ 〜その酷道、与作と言ふ〜 / 四国カルスト / ライダーズイン雲の上(宿泊)





自然の森MGYH

四国へ再上陸する日の朝がやって来た。目覚めは旅行の時はいつもいい。
空はどんよりと曇っていて、天気は良くなさ気。雨降らないといいが。
7時30分ぐらいに起きて、顔を洗ってから1階の食堂へ行った。
食堂はまだ誰もいなくて俺が朝食1番乗りのようだ。
伊達料理長に挨拶して朝食が出来上がるのを待つ。
今回は和食中心になるよ〜とのこと。


このカウンターの奥で伊達料理長が朝食を作っている


出来立てほやほやの朝食が運ばれてきた。
そして、今回もパンダ茶登場(笑) 俺のお気に入りだ。
伊達料理長が毎朝近くの山で採取して来た笹の葉をあぶって作る。
パンダ茶の命名者は、話によればあのバイク乗りのヘルパーさんらしい。
食堂のカウンターにその誕生秘話?みたいな紙が貼られてます(笑)

さぁ、飯だ!


ほうれん草を混ぜたスクランブルエッグと、軽く油で炒めた野菜(キャベツ?)
ピーマンと焼豚としめじを炒めた。これも美味い
七福米という雑穀を混ぜて炊いたご飯。初めて食べたけど、なかなかイケる
これがその七福米。はじめて見た
高野豆腐とにんじん、あともう一品思い出せん・・・煮物です
昨夜とは違う具材の味噌汁。ジャガイモがかなり良かった
初公開。これが噂のパンダ茶だ!


味噌汁とご飯をおかわりして、余は満足じゃ(笑)
料理が美味いMGは朝食もレベルが高い。炒め物も美味かったなぁ。
MG行くのであれば、夕食と朝食は取ったほうがいい。近くに店ないし(笑)
昼時は、宿泊と関係なくランチをやっているようです。
おまかせ定食800円+ドリンク150円。
昼に来る事なんてまずないからどんなものか不明。


みんなが集う食堂。向こう側に写真が飾ってあるのが見える。
壁時計は1時間置きに安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」のメロが流れていた
1階にあるホール。暖炉のある部屋って憧れるよな
都会ではもう見掛けなくなったクワガタ。
子供の頃はよくカブトやセミをとったなぁ


その後降りて来たNさん達と談話してから2階へ。
今日は少々ハードスケジュールになりそうなんで、早めに出発する。
今居る上下町は、福山や尾道から更に50キロぐらい離れた山間の田舎。
尾道まで1時間ぐらいとして、そこからしまなみ海道で四国へ行かないといけない。
これが大体1〜2時間。で、今治に着くのが12時か13時ぐらい。
そこから今日の宿にと決めているカルスト付近まではかなり距離があるし、
山道でペースが上がらない事を考えれば、早目の出発に越した事はないのである。


出発前。忘れ物がないかチェック。壁の掛け軸が微妙に気になる


荷物をカバンに上手い具合に詰められるか。
これが旅上手への一歩だと思っている。
この頃になるとだいぶ手馴れてきた感じで、要領よく詰めた。
荷物が多いと億劫になるのは、旅上手だろうが下手だろうがあまり関係ないが(笑)

部屋を見渡して忘れ物がないか確認して玄関へ。
リュックを雨対策用のビニール袋に入れているので、非常に運びづらいのが厄介。
嗚呼パニア。憧れのパニア。
パニアケース、誰か買ってください( ̄▽ ̄)y-~~(笑)


白塗りの建物でまさにペンション風。初めて夜以外の外観を撮影(笑)


外はそれほど暑くない。ここが小高い丘の上に建っているからかな。
出発前に仲良くなったNさんと別れ、MGのお2人に写真を撮ってもらう。
その写真は今MGの階段下の壁に貼られているはずです(笑)
せっかくなんで俺も和知さんと伊達料理長の写真を撮る。
ここに来て3回目になるけど、実はお2人の写真を撮るのは初めてだった(笑)


MGを支える和知さんと伊達料理長のお二人。抱えている犬はNさんのとこらしい
上下町の夏イベントの時にMGが制作したオリジナルTシャツ
よく見ると、山みたいなんがMで、囲いみたなのがG。合わせてMG


今レポを書いていて、ふと思った。

MGが、自然の森"HG"ユースホステルだったら・・・(笑)
バッチコーイでハードなユースホステルになるのだろうか。

 出迎え編「おかえりなさいフォーーーーーーーー!!!」
 食事編「セイ、セイ、セイ、セイ。これはハードなコシのうどんですよ〜」

想像したら何か笑えた(爆)

最初来た時は、まさか3回も来る事になろうとは思いもしなかったMG。
今回もいい出会い、いい思い出が出来て、本当に良かった。
また来たいと思わせるところです。自然豊かでロケーションも最高。
今度来るとしたら、夏と春以外・・・冬がいいなぁ。
翁山のクリスマスツリーに参加したいし。
今年も行けたらいいなぁと思っていますが、バイク直さないと・・・(汗)
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まずは尾道へ

MGの駐車場で数分話した後、お2人に見送られて出発。
駐車場を下れば、例の急勾配ヘアピンがある。
行きは真っ暗で怖かったが、下りの方が全然マシ。
明るいというだけでだいぶ違うようだ。
坂を下ると県道427号線に出て、備後矢野駅を横目に福塩線の線路を跨ぐ。
国道432号線に出た交差点で、真っ直ぐ行く県道421号線をセレクト。
地図を見る限りでは尾道へ近道のように見え、良さげに思えたのだが・・・

それは狭すぎかつ農道?( ゚д゚)みたいな道でハズレだった(爆)

県道の標識なんかどこにも見当たらないし、走っている車も見当たらない。
何箇所か分岐があったけど、もう大体の勘で「多分、こっちだろな」って感じ(笑)

集落の間の田んぼの間の道から、次第に林道へと変貌する県道421号線。
道の端や真ん中に苔が生えていて、タイヤを載せないようにライディングに集中。
県道24号線の合流まで10キロ程の区間だったが、クネクネ道にペース上がらず。
四国の最凶酷道・与作を思えば、まだ走りやすいのかもしれないが・・・(汗)
バイクだからこそ幅員は問題なかったけど、車で初心者だとかなり堪える道。
地方の田舎道を舐めちゃいけないようだ(笑)

その後は割りと快走路。国道486号線と合流する父石交差点までいい感じで走る。
この頃から本日の給油をどこかでしないといけないなぁ〜とボチボチ思い始めた。
恐らく尾道のどこかになるな。
しまなみ海道を走り出したら、給油場所に困りそうだから。
父石交差点で右折して、尾道へ抜ける国道486号線に進む。
旧・御調町(みつぎちょう。難読地名だな)で国道184号線と合流し、左折。
山陽道の尾道ICを抜けた辺りでエネオスを発見、ここで給油することにした。
うーむ、ここはレギュラー130円か。高いな(>_<)
給油と同時にトイレ休憩もしておく。
時計を見たら10時を回ったところで、ペース的にはまぁ順調。

エネオスを出て南下すると、新幹線駅の新尾道駅付近を通過。
駅前も綺麗だし、この辺は割りと新興開発地域って感じがした。
その後、国道2号線の尾道バイパス栗原ICより本線に合流。
ここはばあちゃん家(昨日行った能美島)に帰省する時よく通っていた道だった。
その当時は山陽道なんか全通していなくて、大阪から行くとなると・・・
阪神高速神戸線→第二神明→加古川バイパス→姫路バイパス→太子龍野バイパス
→国道2号→山陽道早島IC→山陽道福山西IC→尾道バイパス・・・という感じ。
これで能美島まで10時間ぐらいかかってたなぁ。遅い時は11時間ぐらい。
今だと5,6時間あれば行けてしまいそう。
なんかそれはそれで、味気ない感じがする俺(笑)

下道だと、過ぎ行く町や田舎の景色がじっくり見れて楽しい。高速だとそれがない。
高速嫌いではなく、旅をするという視点から見たら下道の方が魅力的なのだ。
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しまなみ海道(尾道→今治)

しまなみ海道に乗った後は、愛媛の今治を目指して爆走というわけにはいかない(汗)
ほぼ全線片側1車線、前にトラックが居たらそのペースに付き合わされるから。

それにしまなみ海道は全通していない。

高速→島で降ろされる→下道→高速→島で降ろされる→下道→高速・・・
こういう感じでいちいち下道を走らないといけないのだ。
しまなみは他の本州四国架橋(神戸―鳴門、児島―坂出)に比べると、
大都市圏から最も遠い地域を通過している為にどうしても需要が落ちる。
原付やチャリダーが渡れる唯一の橋ではあるものの、交通量はしれているし。
不採算ルートであるが、現地の島民には生活路として役に立つのは確か。
全通は難しいかもしれないが、道路公団が民営化されたし、何か動きが出るかも。

期待していたしまなみ海道からの景色だが、あいにく天気が悪くてイマイチ(苦笑)
瀬戸内海の多島美を満喫したいなら、朝陽か夕陽の時間帯に走るのが良さそう。
向島や因島を渡ると、しまなみは生口島で一旦終わるので下道へ。
この生口島は広島県最南端の島だ。

高速から降りると、島ならではの風情が感じられていいなぁ(´▽`)
また、生口島は何故か2つの自治体に分かれている。
島の北東一部分は因島市。その他が瀬戸田町になっているようだ。
 (※注)
因島と言えばポルノグラフィティの地元ですっかり有名になった感がある。
その恩恵を受けてか、こんなところにもその名前があった。

(※注)・・・現在、尾道市となったようです。


生口島のみかん直売所。テント左にポルノグラフィティ紅白出場の横断幕が(笑)


何気に手前に見える三輪車?みたいなのが、レア車種のように見えるな。

このみかん直売所の辺りで雨足が強くなってきた。
淡路島以来となるレインコートの出番が来たぞ。
安物なので長時間着用は蒸れるが(´Д`)
雨よ早く止んでくれ。

生口島の国道317号線は快走路で気持ちいい。
途中、しまなみ海道走破にチャレンジしているチャリダーが何人か居た。
チャリもいいなぁ。時間があれば俺もやってみたいです。
高速を降りて13キロ近く走った所で、しまなみ海道の生口島南ICへ。
多々羅大橋を過ぎて大三島突入。ここで愛媛県に入った。
この島にある大山祇神社は国宝クラスの武具類が多く収蔵されている。
戦国時代のヤツもありそうで、行ってみたかったが時間がないのでパス。

大三島の次は伯方島

「はぁかたの〜塩♪」のCMで有名な「伯方の塩」はここのものだ。

俺は幼少の頃、博多の塩と勘違いしてたけど(爆)

しまなみは伯方島を少し掠めただけで、大島へ渡ると2度目の終点。
仕方ないので大島北ICで降りて、2度目の下道へ。
国道317号線で8キロ弱で大島南IC到着。
しまなみ海道最長の来島海峡大橋を渡る。

3連の吊橋は走っているライダーからして壮観。
風が強い日はバイクや車が流されそうで、結構怖いんだろうな。
来島海峡大橋を渡りきると、四国本土へ上陸。
眺めのいい来島海峡サービスエリアがあるので、迷わず入って休憩をとる。


来島海峡SA。ここもうどんがあるな。食べてないけど
3つの吊橋が連なる来島海峡大橋。ライトアップされるとキレイらしい


光学ズームが効かないので少々遠景になってしまった。
この来島海峡大橋を見るに最適な場所はここではなく、糸山公園だろうな。
一昨日の夕方に行こうとしたけど、真っ暗なんで行かなかった。

サービスエリア内の出店では、ソフトクリームが売られていたので買う。
甘党エクシはソフトクリームも当然の如く好きなのである(笑)


伊予甘&洋梨ソフトクリーム。250円。伊予甘という感じがあまりしない


なかなか美味いけど、洋梨があるのは少々驚いた。
伊予甘はご当地だから分かるが、瀬戸内海性気候の愛媛で梨は場違い的(笑)
まぁミックス的に成功なので、この際ご当地うんぬんは大した問題ではない。
むしろ、ご当地にこだわり過ぎて奇天烈な類になっていないだけマシ。
それはそれでネタ的においしいんだけど(笑)

ヘルメ痛もあるので、30分ほどマッタリと休憩した後にサービスエリア出発。
で、ここはIC併設なのでサービスエリアを出てすぐに今治北ICで降りる。
これでしまなみ海道を渡りきった。尾道から今治北まで3650円。
瀬戸大橋とかに比べたら、まだ安い方だと思える。でも高いよな(爆)
インターを降りると、一昨日走った道に出たので割と地理勘が働くのは早かった。
ここ今治から四国カルストを目指す走りが始まろうとしていた。
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梼原へ 〜その酷道、与作と言ふ〜

ここから四国カルストのふもと・梼原付近までの予定ルートはこうだ。

 今治→国道196号線→小松→国道11号線→加茂橋交差点
 →国道194号線→吾北→国道439号線→梼原

という具合で、四国最凶酷道与作が行程の大半を占めるタフな旅となりそうだ。

ちなみに、梼原=ゆすはらと読む。
俺も最初は何て読むか分かんなかった。

今治に着いた時間が意外と早かったので、日没までには梼原に着けそうだな。
意気揚々と国道196号線を南下するが次第に車線数が減少。
しまいには片側1車線。
前が渋滞気味でペースが一気に落ちてゆく。ダりぃな(´Д`)
併走する今治小松道を走るのも馬鹿らしいし、下道で我慢するが状況は変わらん。
すり抜けを駆使して、小松にようやく出たのは良かったが・・・

国道11号線、片1はいかんざき!(´Д`)

四国の大動脈が狭い片側1車線で、さっきよりタチの悪い渋滞っぷり。
しかもトラック多すぎ。これはかなりしんどい。
今治からこの辺までは、天気が曇天な事もあり一番面白くなかった区間です(爆)

国道194号線と分岐する西条市の加茂橋交差点で右折。
すると面白いぐらい交通量が激減。
やっとツーリングらしくなって来た。よしゃぁあ!
最初は川沿いの田舎国道だったが、松山道の高架を抜けると徐々に山岳エリア。
ツーリングマップルに書かれているように、酷道ではなく快走路なのがミソ。
これが極狭悪路だったらかなり憂鬱になるだろう(笑)

松山と愛媛の県境に差し掛かると寒風山トンネルに入る。

かんぷうざん、と読み、いかにも寒そうなトンネルだ。


片側1車線。
5432メートルの四国最長トンネル。
中央道の恵那山トンネル以来の長さ。
自分で走った中ではここがナンバーワン。


一応、旧道の寒風山隧道があるが県境付近が急勾配&悪路で狭く、通行が困難。
バイクだと余裕、車だと何とかなりそう。大型車になると多分通行できない。

また、寒風山トンネル内はひたすら一直線なので、気持ちよく飛ばしてしまいがち。
出口ではネズミ捕りに注意されたし。トンネルの途中にも潜んでいそう。
俺の時は大丈夫だったが、間違いなくここはターゲットにされやすいと思われる。

そして標高は知らぬ間に1700メートルに到達。携帯も圏外が当たり前状態。
寒風山トンネルを抜けて、2、3キロ行った先に道の駅・木の香があるので寄った。
ここは温泉もあるらしく、道の駅に隣接する宿泊施設で泊まれるようだ。
山の幸や新鮮な魚料理が食べられるというフレーズがあるが、どこも同じ(笑)
ちなみに木の香温泉のHPもあるので紹介。こちら


国道194号沿いにある道の駅「木の香」。ここは高知県
門司港にありそうなレトロな時計。木目が新しいので、最近作られたものだろな
道の駅すぐ横に流れている川。親水性が高いので、子供が喜びそう


ここで休憩していると、ツーリングで立ち寄ったと思われるライダーが多数居た。
いかにもって感じのハーレーの集団、高排気量集団(隼とか)、
カップルで来たライダー、そして俺のようなソロツー。
無論ゼルビスは俺のみ。
ゼルダー(ゼルビス乗り)が居たら、絶対話しかけるのになぁ(笑)

ここの売店で売られているソフトクリームが美味そうだったので、350円投資。


ソフト大好きエクシによる第二弾。新鮮な牛乳をふんだんに使っている。美味い


バニラというよりミルク。これはかなり美味かった。
さっきの来島海峡の伊予甘&洋梨より上だ。あれはアレで好きだけど。
もう1つ食べたい欲求を抑えて、30分ぐらい休憩してから出発。

寒風山トンネルを越えた高知側の国道194号線は完全山奥地帯といった感。
本山トンネルや新大森トンネルなど1キロ以上ある長いトンネルも点在。
クネクネも所々あるけど、道自体は走りやすくて楽しい。
瀬戸内と高知を結ぶ最短ルートであるせいか、交通量も結構多いな。

木の香から約20キロほど南下したら、国道439号線との合流地点に到着。
ここはいの町吾北村という山間の集落。
そろそろ例のヘルメ痛も来たので、バイクを路肩に止めてしばし休憩をとる。
はぁ・・・もういい加減、この痛みから解放されたい(´Д⊂)

バイクを停めた歩道に目を向けると、レアな自販機を発見。


どこか懐かしい自販機。最近、ビールを売る自販機が減っているからな〜



注目は左端。デカっ!!( ゚д゚)


色褪せているKIRINのフォント、洗練されていないスクエアなボタン、赤白の縞々。
これぞまさに昭和。むしろ、ここだけ見捨てられているという感じさえする(笑)
地方ならではのレトロ物件ですな。大阪だとまず駆逐されているだろうし。
あと、他社製品がさりげなく売られているのでかなり適当っぽい。
東芝が独占していたサザエさんのスポンサー枠に、他社が参入して来たみたいな(笑)

近くを流れる川のせせらぎ、真横を走る車の音以外は本当に静かなところだった。
あいにく携帯も圏外・・・と思いきや、アンテナの角度を変えると1本、2本立つ!
そうだ。まだ今日の宿の予約をしていなかったな(爆)
既に昼の2時だったので、早めに手を打たなくては、と前々から思っていたのだ。
さっきの道の駅・木の香ではなかなか電波が入らずに断念していた。
現在地の194号線と与作の合流箇所は明らかに山奥だが、向き次第で電波が入る。

これはチャンスだ。

この先もひたすら山奥ばかりの道を走るので、今後電波の入る箇所は多くない。
と言うわけで、梼原付近で宿候補にしていた2軒に電話する。
まずは四国カルストの西部にある茅葺き民家資料館
ツーリングマップルとネットで調べてみたら宿泊も出来るしいい雰囲気っぽい。
次の候補は、道の駅ゆすはらすぐそばのライダーズイン雲の上
低料金でバイク乗り歓迎の宿泊施設がウリ。割と好評のようだ。
他に泊まるとこないし、このどちらかにしようかと考えていた。

ただ、このツーリング出発前に予約を入れることはしなかった。
何故か。それは2つの問題があったためだ。
台風で四国行けなくなる可能性と、上下から梼原まで1日で行けるかどうかの不安。
前者は問題なし、後者も思ったより早く梼原着けそうでクリア出来る目途が立った。
それでもう予約を渋る理由もなくなり、いざ予約の電話をかける。


本命の茅葺きにアタック!
にじゅうごぅ〜♪を連想した貴方は関西人(笑)

←パネルクイズ〜アタッ!
にじゅうごぅ〜♪

アタックの部分だけ気合が入った歌も素敵だ(笑)
ナイスダンディ・児玉清。アタックチャ〜〜ンス!(握りこぶしがミソ)


が。やはり遅すぎた。予約で今日の部屋は全部埋まっていた(沈)
仕方ないのでライダーズインの方に電話。
向こうは電話に出てくれて、予約出来るか聞こうとしたんだけど・・・

音小さすぎて何を言ってるのか全然わかんねぇ(+_+)

音を上げて欲しいと言ってみたけど、電波が不安定なせいか上手く伝わらず。
このまま堂々巡りをしても仕方ないので、後でかけ直す事に。

嗚呼、最悪。何でこぅ〜〜なるの!(古い)
このまま電波入らず梼原まで行き、「満員です」とか言われたらどうしよう(爆)

キャンプグッズ無しで野宿・・・((((;゜Д゜)ガクガクブルブル

いや、そんな事したら確実に風邪をひく。山奥なので気温差が激しい。無理だ。
野宿が無理なら・・・
エクシ版「田舎に泊まろう」(日曜夜テレビ大阪でやってる番組)か・・・(爆)
見知らぬ家に1晩泊めてもらう・・・最悪の場合はこれしかない。
1番近い町のビジホ(安宿)まで爆走するのもありだが、この時は考えもせず(笑)


レトロなビール自販機があった所。旧吾北村。
梼原、四国カルスト方面はここを右折する


ヘルメ痛もある程度鎮静化したので、再びゼルビスに跨って走り出す。
ここからは与作と194号線の重複区間となる。
道の駅・633の里というのもあった。194+439=633(ムササビ)
さっき休憩したからここはスルーしたけど、それは間違っていた。
ここは「つがにうどん」という名物があったのだ。うどん好きとして大失態(笑)
どんな味なのか無性に気になるぞ。
もし食べた事ある人いたら、レポしてください(笑)

しばらく重複区間を西進すると、194号線と分かれて与作単独区間となった。
与作・・・さっきから何度か言っているが「四国最凶酷道」と謳われて久しい。
剣山や石鎚山を含む急峻な四国山地を、東西に貫いているから至極当然なのかも。
ネットで調べてみても与作の酷道っぷりは有名で、酷道マニアの聖地(笑)
そんな名だたる酷道をこれから走行するから、不安と緊張感を感じ始めてきた。
「とにかく転倒だけは避けよう」と心に決め、与作走行にかかる。


でか過ぎる石、というか岩。与作の途中にて
水質もクリアで底が余裕で見える


与作の途中にはこんなデカイ岩や、綺麗な川がある。
山奥、とりわけ開発の手が入っていない四国の山中は一味違うな。


謎の吊橋も登場。渡ろうかと思ったけど、怖そうなので止めた(笑)


名もなき橋。あることはあるんだろうけど、地図には書かれてなかった。
寒風山トンネル以降は、とにかくのどかな山奥エリアが続いている。

ここで与作の酷道っぷりを一部紹介。
まだこれはマシな方で、キツイ区間は写真なんか撮っている場合ではない(笑)
そんなとこで対向車とすれ違うから、バイクで来て良かった〜と実感するわけです。


四国最凶の国道酷道・与作。こんな狭いクネクネ道が続く。
でも、ここははっきり言って全然マシ
砂利とか木枝とか普通に落ちている(´Д`) 路肩は危険がいっぱい
路面もガタガタ。落盤も起きそうで怖い。雨後の走行は注意


最初は与作の凶悪っぷりに憂鬱であったが、慣れとは凄いものだ。
次第に軽快な走りが出来て、楽しく感じてきたのだから(笑)
それでも気を抜くわけにはいかないのが与作。油断するとイージーミスもしでかす。

寒風山級に長い新大峠トンネルを抜けると、松山に抜ける国道494号線と合流。
梼原へ行くにはまだまだ与作を走らないといけないので直進あるのみ。
すると、2車線の快走路が目の前に現れたではないか!
道はガラガラだし、凄く走りやすい路面。言う事無し。
この快走区間は、この後もしばしば見受けられた。

与作のキャッチフレーズ・・・アメとムチ(笑)

まぁ、圧倒的にムチばっかりなんだけど(´Д`)

あと、与作沿線はやはり鄙びて廃れているエリアだ。
たまに年寄りが歩いているか、農作業をしているぐらいしか、目に映らない。
生活していくには地理的条件からして厳しいし、気候もそうだ。
娯楽が皆無に等しいので、若者もめちゃくちゃ少なそうだしな。


高知県の山奥にある仁淀川町秋枡。あきます?軽く難読地名だな


快走区間があるとは言えそれは僅か一部。与作は基本的に酷道。
道が悪いのも確かだが、周りの景色が同じようなところが多くて精神的に疲れる。
クネクネしている狭道の連続は、肉体的にもタフさが要求されるし。
なかなかペースが上がらないので、初心者にはキツイルートだと実感。
でも、確実にライテクが上手くなっている感じはする。

そんなこんなで、与作を走ること数十キロ。曇天から徐々に天候が回復してきた。
丁度いいタイミングだったので、ここでバイクを停めて休憩。
地図確認とお茶補給も怠らない。


天気が悪かった2日目だったが、ここに来て晴れてきた。気分も高揚してくる
夕陽を受けて、山の斜面が鮮やかに映える。地図で現在地確認中
この先に四国カルストが待っている。天気もいいので期待できそう


晴れてきて、気分も乗ってきた。天気次第で気分は全然違ってくる。
残りの与作を満喫するかのごとく、快走してゆく俺。

そして、津野町の国道197号線と交差点までやって来た。
もうゴールの梼原はこの西10キロもない。


与作と国道197号の交差点。
ここを右折すれば、カルストのふもと梼原まですぐ


梼原へは197号線でアクセスする。さらば、最凶酷道与作。
天忠トンネル、当別峠トンネル、野越トンネル、風早トンネルを過ぎると梼原だ!
ようやく到着したか、シミジミ・・・って、肝心な事を忘れてた!!

宿の予約電話・・・かけ直すと言ってたよな、俺(;´Д`)

現地まで来てしまったし・・・一体何をやってるんだ、俺は。バカ過ぎる(爆)
まぁ、いいや・・・旅は楽しんだもん勝ちだ!
と、開き直りの心境でライダーズインに直接行く。

風早トンネルを抜けると、
左手に雲の上のホテル(温泉あり)・道の駅ゆすはらがあった。
ライダーズイン雲の上へは、それらを過ぎてから左折。農道のような脇道から入る。
するとライダーズイン雲の上の建物がすぐ見えた。


ライダーズイン雲の上の管理棟。受付はここでする


バイクを管理棟前に止め、駄目もとで泊まれるかどうか聞いてみた。

すると・・・あっさりOK!(´▽`)わぁい

管理人曰く、この日は2人しか来ていないから余裕で空いているそうだ(笑)
あ〜よかった。不安要素がこれですっきり。
料金は先払いで、個室かつベッドありで3675円、TAX込み!


先着しているライダー2人が居るようだ。まさにライダーの施設といった感
俺の部屋はここ。
完全個室になっていて、部屋の種類(ベッドの有無とか)も選べる


宿泊する上での説明・注意などを聞き、個室へ案内してもらった。
9号室、ココが俺の個室らしい。管理棟のすぐ左側にある。

バイクをこっちに移動させ、部屋に荷物を置く。
疲れた体をベッドに横たわらせて、これからどうしうかと考えてみた。候補は3つ。

1.ガソリンがそろそろヤバイ。スタンド探すか・・・
2.梼原に早く着き過ぎた。日没までどこか走ってこよう!
3.飯が一切支給されないので、買出or外食に行って来るか。

まず、一番ヤバイのは明らかに1番。これがなくては終わりだ。1番決定。
飯が食えないのは流石に嫌なので、当然優先させる。3番決定。
2番・・・確かに時間があるし、もしかするとカルスト行って帰って来れるかも!
しかし、どの位時間かかるかよく分からんので、3つまとめて管理棟で聞く。

まずスタンド。与作を走っている時から薄々感じてたけど、数はやはり少ない。
梼原付近で開いている所を聞いたら、ここから2キロ先の交差点に出光があるとか。
ふぅ。何とかガス欠の事態は避けられそうだな。

次に飯。コンビニは梼原町の中心部(出光がある辺り)に1軒。
田舎なので食事する場所はあまりないらしい(沈)
すぐそこにある雲の上のホテルにもレストランがあるが、高いそうだ(沈)
消去法でコンビニ買出しが決定。

最後にカルストまで行けるかどうか聞いた。
上まで登るのに30分は間違いなくかかるらしく、
西の大野ヶ原から東の天狗高原を往復して、日没までに降りるのはまず無理とか。



管理棟に飾ってある(放置?)バイク群。オフ車もあるが、車種不明
テレビがあり、ライダー同士の憩いの場。しかし今回使う事はなかった
バイクに関する雑誌、軽食などが売っていた。どん兵衛は200円もするが


とりあえずガソリンを補給しに行こう、という事でゼルビス再始動。
無駄な荷物を置いて身軽になったので、今までとは打って変わって軽快な走りを実現出来た。
数分で梼原の中心部付近、国道440号線と交差点にある出光にやって来たが・・・

スタンド開いてねぇ!!

そうだ・・・今日は日曜。こんな所で休みの日も開いているはずがない。
嗚呼、ヤベェ。ガス欠したらどうしよう(爆)
まだ大丈夫だと思うけど、何しろ今日の走行は大半が山道で燃費はかなり悪い。

スタンドを照りつける西日が眩しいぜ・・・と黄昏かけた俺に助け舟が舞い込む。
地元の軽トラおっちゃんが居たので、近くに開いているスタンドがないか聞いた。
「197をトンネル4つ抜けた先に太陽石油があるよ」という有り難きお言葉。
助かった・・・軽トラのおっちゃんに礼を言って、更に国道197号線を西進。
難なく太陽石油を発見し、無事給油成功。これでひと安心だ。


世話になった太陽石油系列の氏原石油


さて・・・次はどうしようかな。
日没まで時間はない。コンビニなら夜遅くまで開いていると聞いたし。

よし・・・決定!カルスト行くぜ!!

夕方のカルストからの眺めはきっと素晴らしいはず。行かない手はない。
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四国カルスト

カルストへのアクセスで一番いい道と言われているのが、東津野城川林道だ。
全線2車線分が確保されていて、路面状況も申し分なし。
近年これが出来るまでは、結構キツイ傾斜の県道を使うぐらいしかなかったそうだ。

その林道の入口は西と東にあるが、ダート区間がある西より東の方が安全。
東側の林道入口は、梼原方面から野越トンネルを抜けた後にある。


今から向かう四国カルスト。日没までに帰るのは無理っぽいか
四国カルストへ行く東津野城川林道の東側入口。快走路が待っている


標高差約1000メートルをワインディングしながら駆け上がる林道。
ココ・・・めっちゃ楽しいっす。
ライダーなら絶対行くべし、というレベルの快走路。
次第に視界も開けてきて、それは立ち止まって写真撮りたいぐらいの絶景。
唯一の欠点はこの林道には駐車スペースがないって事ぐらい。
この分だと帰りのダウンヒルも十分に楽しめそうだ。

そして、カルスト東端の天狗高原に到着。標高約1500メートル。
ここにはキャンプ場や、国民宿舎・天狗荘もある。
この国民宿舎で宿泊する手もあったが、如何せん高い。候補から外れていた。
夜は満天の星空で最高なんだろうけど。

そして、遂にカルスト台地へ足を踏み入れる。
冷涼として澄み切った空気、燦燦と輝く太陽、心地よい風・・・

・・・最高ですな!!

マジで和むし、気持ちいい。
無駄なものを全て脱ぎ去ってしまいたい、そんな気分(笑)


絶景かな。標高1400メートル越えのカルストから南方向
見渡す限り山、山、山。建物とか見えない。自然の偉大さが少し分かるショット


この景色とこの空気を心ゆくまで満喫したい。低速走行でゼルビスが行く。
カルストはもっと人が居るかと思っていたけど、何故かほとんど居ない。
マイナーなのだろうか?
確かに、親や友達に聞いても四国カルストを知っている者はほとんどいないし。
まだ全国区の知名度には至っていないのかもしれない。
でも、旅から帰ってから調べたらカルスト行った人の日記やブログが結構ある。
やはり行っている人は行っているんだなぁ。

尾根沿いを走る県道383号線を西進すると、徐々にカルスト地形らしくなる。



白い岩は侵食して露出された石灰岩。遠くからだと遺跡にも見える


大昔、ここは海底だったところだ。珊瑚の死骸がこの石灰岩。
地殻変動で隆起して高い山となり、石灰岩は風雨に浸食されてこの形になった。
これこそカルスト地形たる所以で、日本で最も有名なのが山口の秋吉台だ。
あとは福岡にある平尾台、この四国カルストを合わせて日本三大カルストと言う。
四国カルストは3つの中で最も標高の高いところにあり、高原の魅力も兼ね備える。
まさにナイスな場所。四国行くなら最低1度は来るべきところだと思う。


石灰岩withゼルビス。柵があるので中に入れなかった


景色だけではなく、我が愛車ゼルビスも写したくなるのが親の情。

しかも、それはエスカレートするのが普通だ。

ライダーならこの気持ち分かるよな?(笑)
もう何て言えばいいんだろう。バイクと人は一心同体なのだ。
それは車以上に強く感じてしまう。相棒、まさにその言葉が限りなく似合う存在。
バイクに乗る前まではこんな風に思ったことはない。
魔性の魅力・・・それがバイクだ。


ライダー故の写真。
ヘルメットよ、何故こっちを向かんのじゃ(俺のせいだろ:爆)


で、またまたゼルビス。
今回何枚か採用しているバイクが映っている写真は、実際はそれの倍以上ある(爆)
まさに親バカ状態だ。
でも、バイクが映る事によってこの写真はリアリティを増す。
そこへ行って来たという確かな証を残す、というところに意義を見出すのだ。
写真撮らずに、自分が感じ取ったモノを大切に心に秘めておくのもいいけど、
写真は確実にその時の思い出を思い出させてくれる。
そういう意味で写真はある種の財産となってくれる貴重なパーツ。
これからもその1シーンの思い出を写真、自分の心の内に秘めようと思う。

書いている内に段々と、俺に似合わんシリアスな文章になったな(笑)


カルスト中に〜広がるパノラマ〜♪微妙にドラゴンボールの歌(笑)


この写真はさっきの別アングル。この先に広がる何かを探しに行く、という構図(笑)
ライダーならではの旅情を掻きたてるこの1枚。結構気に入っていたりする。

写真ばかり撮っているのでなかなか進まないけど、次の写真では進んでいます(笑)


標高が高く、空気が薄いためか空が近い。雲が綿菓子に見え・・・ないか(笑)
石灰岩がなければ、少しハイジな気分。緑の上で寝転がりたくなってくる
S20クオリティ炸裂の図。太陽がUFOと化す
もうあっちこっちで写真撮りまくり。余程嬉しかったんだろうな


この辺りで天狗高原から、五段高原に入った頃かな。
天狗荘を過ぎてから、カルストには建物らしきものがなかなか見当たらない。
車もたま〜に通りかかるけど、人気はほとんどない。
マイナー云々というより、ただ単にもう時間が遅いだけなのかもしれない(爆)
日没まで何時間もあるわけじゃないし。この時点で17時30分ぐらいだった。
観光客とかはもう宿に戻っていてもおかしくないしね。


アップダウンが何箇所もあるカルスト。基本的に道は狭い。舗装はまぁまぁ


カルストの地形を見ていて思うのは、意外とアップダウンがあるという事。
こんな傾斜が随所で見受けられた。
これだと徒歩でカルスト周遊するのは結構キツイ。
四国カルストは東西に約25キロ(!)と広大である。
バイクか車が欲しいところだ。でも、1人だけ徒歩でカルストを行く猛者が居た(笑)

また、カルストは高原の牧草地帯なので、牛の放牧がされている。



カルストは牛の放牧でも有名。黒毛和牛以外に乳業用も居るらしい。嗚呼、牧歌的


高原に牛・・・いい絵だなぁ〜(´▽`)
人間が近づいても全然おとなしいし(有刺鉄線の中には入る勇気なし)
ここの牛乳とか飲めるところがあれば行きたかったけど、そんな時間はない(沈)
無理かもしれないが日没までに下山したい考えがあったからだ。

姫鶴平(めづるだいら)が見えてくる頃には、標高が幾分下がってきた。
どうやら東の天狗高原から西へ行くと標高が下がるようだ。
いい景色を見るならカルスト東部がベストかもしれないな。


似たような景色ですが前進しています。
余程のカルスト通じゃないとどこか分からん
「またバイクかよ(´Д`)」なんて言わないで!(笑)
ライダー足る者、撮りたくなるんですよ


う〜ん、バイクもいい絵だ(笑)
あと、カルストにはデカイ風車が1基ある。めちゃくちゃ目立つのですぐ分かる。
にしても、スゲェな・・・

ずっと見ていると
メルセデスの3本矢に見えてくるから不思議。

この辺はF1見ている人に理解を得られそうだな(笑)


風力発電の風車。
2基あるらしいが、何故か1基しか見当たらない。この辺、冬はスキー場らしい
この写真を見れば、高低差があるところだと分かるでしょう。
大体この辺でカルスト半分ぐらい


姫鶴平にはキャンプ場や、牧場、野外バーベキューが出来る姫鶴荘などがある。
売店もあるけど、時間が遅いだけに終わっている感じ。
ここも空気が澄んでいて気持ちいいなぁ。ビバカルスト。


車体右側にほんのり映える夕陽の色合いが優しい感じでいい。日没迫る
ゼルビス紹介のページにも友情出演中の1枚(笑) 勾配もきつくなってきた
音声無しが悔やまれるカルストの動画


姫鶴平を越えると、地芳峠へ着く。大野ヶ原へはこの峠を横断して行く。
地芳峠には梼原から伸びる国道440号線がある。
でも地図を見る限り酷道っぽいのでパス。
東津野城川林道の方がオススメだと言う事で、この国道は使っていない。


夏も終わり、秋がもうすぐそこまで来ている・・・
この雲を見てそう思うおセンチなエクシ(爆)


地芳峠を越えると、道幅も狭くなり、周りの景色も山深くなってきた。
夕闇が迫ろうかという時間にカルストの西端・大野ヶ原は時間に到着。
もうここまで来るとかなりひっそりと静まり返っている印象。
大野ヶ原は乳牛のメッカらしく、牛舎が結構あるな。
もう少し早い時間に行けば乳製品などを食べられるそうだが。


大野ヶ原付近。行けなかったけど新鮮なソフトクリームとか食べられる店がある
この時間帯の大野ヶ原付近の道路は、車が全く通らなくて快走路の極み
夏が終わるんだなぁ・・・という気持ちにさせてくれる1枚。
どこか清涼とした感じ


大野ヶ原周辺を軽くバイクで走った後、いい頃合なので天狗高原の方に戻る。
帰りも東津野城川林道で梼原の方へ下るのだ。
ここまで暗くなると、日没までに帰るのはもはや無理のようだ。
土地勘ない所で日没後は出来れば避けたかったが・・・


キレイな夕陽だが怪光線。嗚呼S20・・・(沈)日が沈むとこの辺りは真っ暗になる
天狗高原へ戻る途中に撮影。ここまで暗くなれば日没まであっという間
途中に見晴らしのいい広場みたいな所があったので、またバイク撮影。カルスト最高
夕闇が迫るカルストの動画


帰りは行きに比べるとペースを上げて走ったので、
予想より早く姫鶴平まで戻ってきた。
カルストは十分に満喫したし、何より・・・

寒すぎる!!((´Д`))ガタガタブルブル

上に着ているジャケットがこれまたメッシュジャケットで、風通し最強。
丁度快適だったジャケットも、日没後の高原では泣きそうなぐらい寒い(爆)
風を切り裂くバイクに乗っているから、その体感温度は通常時より遥かに寒い。
そういうわけで、一刻も早くカルストから下山したい、というのが心情だった。
バイクで夜のカルストに行くなら、夏でも冬用ジャケットは必要です(笑)


姫鶴平まで戻ってきた。この辺りは愛媛と高知の県境ギリギリ
姫鶴平付近。カルストは東部に行くほど、石灰岩が多く見受けられる感じ
姫鶴平のキャンプ用駐車場で。キャンプに来ていたグループが数組居た
日没後、鳥が微妙に友情出演しているカルストの動画


寒さから逃れたい一心で、かなり飛ばして天狗高原まで戻る。
宿が天狗荘ならば、もう寒い中走らなくて済むんだなぁ・・・と羨ましく思う(笑)
辺りが完全に真っ暗になるまであっという間だった。


暗くなってゆく空。明日も天気がいいとありがたいのだが


天狗高原から下界までは、東津野城川林道をひたすら下る。
行きも面白かったが、帰りの下りの方が断然楽しい。
街灯も全然なくて初心者には怖いはずなんだけど、
適度な加減速、スムーズなコーナリングが知らぬうちに出来ている俺がいた(笑)

やっべぇ、めっちゃ楽しい。

途中、前を走行していた2台のバイクに追いつき追い越していく。
かなり走りに集中していたせいか、梼原到着は想像以上に早かった。
またあの道走りたいなぁ・・・本当に楽しかった。
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ライダーズイン雲の上(宿泊)

一旦ライダーズイン雲の上に戻り、梼原町中心部にあるコンビニへ買出し。
もちろん徒歩ではなく、バイクでだ。
カルストに比べれば、梼原は全然寒くなくてむしろ快適。
標高差最大1000m以上だもんな。

ライダーズインから国道197号線を西へ走ること2分くらいで梼原中心部へ。
さっき訪れた夕方とは違い、夜の帳がおりた梼原の中心部はかなり静かだ。
雲の上の管理人が言っていた通り、商店街のところにコンビニがあった。
SPAR・・・広島の上下町にもあったな。あの市外局番6桁のレシート(笑)


飯を調達しに、ライダーズインから西へ2キロほど走ったコンビニへ
コンビニ近くの酒屋。ここも市外局番5桁( ゚д゚)


旅の時って、食生活が乱れがちなので野菜ジュースは欠かせない。
飲み物はそれとお茶を買う。
ご飯類は・・・いいのがないので、おにぎりを数個買うに留まる。
なんか侘しい夕飯になりそうだが、金も余裕ないので仕方ない。

梼原は初めて来たところなんだけど、のどかでいい所だと思う。
ここで生活するにはそれ相当の覚悟が必要だろうけど。
町内の97%が森林という事もあって林業が主産業。
また、観光資源として千枚田と呼ばれる棚田が神在居地区で多く見かけられる。
かの司馬遼太郎も生前、梼原を訪れた際に千枚田を見て絶賛したと言う。
梼原町ホームページにもその事が書かれてます。

ライダーズインに戻って来て、今日の走行は終了。


本日のお役御免となったゼルビス。まだトラブルはない
乱雑に散らばった荷物。個室はいいんだけど、間接照明しかなくて暗い
こちらはフラッシュ無し。どちらがお好みでしょうか
四国に来て初めて役に立ったレインウェア。
ドライヤーがないので、干すしかない


管理棟で飯を食べたけど、ライダー2人はどこか行っているのか現れなかった。
コミュニケーションを図ることは出来ず。少し残念。
部屋に戻ってシャワーを浴びて、明日のプランニングを確認・修正。
寝る前に外へ出てみたら、星空が異様に綺麗で感激。
明日は四国ツーリング4日目、四万十川や佐田岬へ行くつもりだ。


4日目に続く



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