関門海峡の旅(8月16日〜17日)



18切符は2回分がまだ残っていた。期限は9月20日まで。
バイトシフトの都合上、旅行に行ける日は自ずと限られていた。
連続で空いている日を探してみたら・・・8月16日・17日ぐらいしかない。
つまり8月11日〜13日の前回の旅行から2日空けて行くという強行策だ。
ちなみにこの旅行は予定をほとんど立てていない(爆)
山陰・中国山地の予定を立てるだけで精一杯。
その旅行終了後、計画を立てようにもやる気がおきん。旅疲れもある。
それでも行く場所ぐらいは決めておかねば。そこで浮上したのが関門エリア。
軽く調べていくと、関門エリアは実に見所が多いところだと分かってきた。
今春に行って来た下関だが滞在時間数時間。これは如何せん消化不良だった。
今回はそのリベンジにプラスして海峡の反対側・門司にも足を延ばしてみる。
というわけで早々と関門海峡のみに絞った旅行を決断。
行きは大阪から下関までムーンライト山陽
帰りは博多から大阪までムーンライト九州 という夜行快速を使用。
帰りは門司から博多に出て何か美味しいものでも食べよう。
夜行電車で往復するという怒涛の関門海峡旅のレポートのはじまりです。


INDEX(クリックするとジャンプします)
8月16日 2日後に始動 / ムーンライト山陽 / 下関 / 巌流島 / 門司港 / 博多
8月17日 ムーンライト九州 / 保津峡





2日後に始動

18切符とムーンライトの指定券往復分。18切符はムーンライトあってこそ


8月15日夕方。
大方の旅の準備が完了していた。
中国山地から戻ってきたばかりで旅疲れを感じていたものの、
また旅行に行くとなるとワクワクする(笑)
今度こそ寝れるようにしたい。春の時は寝れない為に疲労がたまったし。
ダイソーで旅行用アイマスクを買おうと思い、行ったのはよかったが・・・
全然関係ないものを買っていた&アイマスクを買い忘れていた(爆)
もうダイソーに戻るにも億劫なので、行きはアイマスクなしで耐えるしかない。

そして旅の荷物(といってもそれほど多くない)を鞄に入れて、いざ出発。
ムーンライト山陽の発車時刻にあわせて大阪駅へ。
到着したのは23時30分頃だったと思う。
春の時もそうだったが、中央改札付近には18切符旅行者らしき人がチラホラ。
日付が変わるまで改札に入らないので、すぐにその手の人だと分かってしまう(笑)
それはムーンライトの大阪発車時刻が0時15分頃と日を跨ぐからだ。
0時以前(つまり15日以内)に改札で判子を押してもらうと、

わずか数十分で18切符1回分失効(笑)

うっかり判を押してもらうと大損である。
日を越えてから発車する夜行電車に乗る時は要注意。
16日になると、改札を抜けてホームへ上がってゆく。
前回も前々回でも書いていたけど、ホームへ上がる時は結構ドキドキするものだ。

今回の脳内BGMは挑めよ儚いこの時に(B'z)

これがプロレスとかの入場曲っぽい。知らない人は是非聞きましょう。
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ムーンライト山陽

今回の隣客はおっちゃんだった。
でもずっと寝ていた(笑)。
話し相手になることもなく、淡々とムーンライトは西へと快走してゆく。
俺も前回ほど寝れないことはなく知らぬうちに熟睡モード突入。

翌朝。広島あたりで客の大半が降りたら、窓と通路側の両方空いた席へ移った。
手元にある関門エリアのパンフレット等で、行きたい場所の候補を絞る。
今夜の博多発ムーンライト九州に乗るまでが観光タイムリミット。
下関と門司港レトロを半々ぐらいの割合で観光しよう。
午前を下関、昼飯食った後は門司港レトロ地区へ。大筋は大体決まった。

長閑な車窓が続く中、ムーンライトは下関へ近づいてゆく。
住宅の数が増えてきたらもう終点・下関駅はすぐそこ。
春の時と同じ時刻に下関到着。9時6分頃だった。

ムーンライト山陽車内。座り心地は可もなく不可もなく

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下関

春以来となる下関。ふぐで有名な本州最西端の街である。
駅構内の土産屋でふぐを見ていると、食べたくなるが・・・
如何せん高い(´Д`)。手が出ない。3万のヤツとかあった(爆)
しかもこれが本当に美味いのかどうか不明だし。

ハイリスク・ローリターンも有り得る。

そんなのげに恐ろしい。何故か古語(笑)
3万あるなら今欲しいのは・・・デジカメor冬用バイクジャケorプリンターだ。
間違ってもふぐに3万も投資出来る余裕はねぇ(苦笑)

駅構内からバスターミナルに出たが、春の時よりは人が多い。
前はここから火の山公園に行ったよなぁ。
今回は同じ場所には行かない。

ムーンライトの車内で下関で行くと決めていたのは・・・

関門海峡を一望出来る海峡ゆめタワー
国内最古の現役郵便局下関南部町郵便局
屋上が日本庭園という和洋折衷な旧秋田商会ビル
明治期に建造された英国との交流の場旧下関英国領事館
壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇(平清盛の孫)が祀られている赤間神宮
宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の場としてで有名な巌流島

その辺りを候補に、まずは駅に一番近い海峡ゆめタワーまで歩くことにした。

駅前で発見したブツ。ふぐの日時計。さすが下関といったとこか
駅前のストリート・グリーンモール。しかし閑散としていた
下関駅から海峡ゆめタワーに向かって国道9号を歩く。この日は快晴で激暑
海峡ゆめタワー前の広場。結構広いのでイベントとか出来そう


広場に隣接するように海峡ゆめタワーが立つ。
近くで見ると余計にデカイ。西日本一の高さ143メートル。
ここまで来たなら当然タワーに登る。


1996年に完成。灯台をイメージして建造されたとか


営業時間が9時30分からで、どうやら俺が本日一番乗りを果たしそうだ。
上まで行くには大人600円。
門司港にある門司港レトロ展望室という展望タワーとのセット券も存在し、
こちらは720円。展望台好きとしては願ってもない安さに感激。
当然こっちを買う(笑)
その後1階から最上階に直結するシースルーエレベーターへ。
透け透け(エロイな)なので外の景色も丸見え(これもエロイ)でいい。
気持ち悪いぐらい高速で最上階の30階に到着する。その間約70秒。

昔、エンドレスで上昇する高速エレベーターに乗った夢を見た時があったけど、
アレはマジで怖かった。
エレベーターが風で揺れまくり、あまりの怖さに立って居られなかった(^_^;)
そして永遠に上昇を止めない。恐怖以外の何物でもない(苦笑)
今回はちゃんと30階で止まったので安心(笑)

そしてそこから見た景色は壮観なものだった。


離れ小島みたいなのが巌流島。ガラスの反射の関係で柱が(爆)
手前の大型船は韓国・釜山に行く国境越えフェリー
下関駅、シーモール。奥の海(川に見える)を隔てたところにある彦島。方角は西
北西方向。遠くに見える六連島。この周りの海は響灘(日本海)になる
民家が混じる山の頂上には全国で9番目に出来た高尾、日和山浄水場がある
東に見える関門橋。橋の左手にある山が春の時に行った火の山だ
南に広がる関門海峡。奥の陸地は北九州市になる。ここは本当に九州が近い
高所恐怖症の人は見ないように(笑)眼下の鉄筋が巨大なジャングルジムに見える


下関一(というか西日本一)高いところだけあって見晴らしは最高。
しかし真価は間違いなく夜景にあるだろう。あと響灘に沈む夕陽も。
嗚呼、夜景見てぇな〜このデジカメじゃきれいに撮れんけど(爆)
ちなみにこの海峡ゆめタワーは夜になるとライトアップされるんだけど、
毎日その色が変わるらしい。もし行かれる方が居たら是非見てきてください。

海峡ゆめタワー最上階から降りると今度は唐戸へ向けて歩く。
ここは歴史ある地区で、唐の時代から中国や諸外国と交流があった下関の玄関口。
旧秋田商会、旧英国領事館、赤間神宮、日清講和記念館などの過去を伝えるもの、
海響館、唐戸市場、カモンワーフなど下関の現在を形成するものまであるし、
詩人・金子みすゞや林芙美子の石碑なんかもある唐戸。

下関駅からだと2キロ弱あるが、海峡ゆめタワーからだと徒歩も楽勝のはず・・・
そんな考えもこの夏ど真ん中の暑さを肌で感じると・・・

やめとけばよかった(;´Д`)

と汗だくになりながら痛感。
バテ気味の俺を尻目に、唐戸方面に向かうバスが何台通って行ったか。
素直にバスに乗ればよかった(沈)
猛暑の中、徒歩の旅行者は俺ぐらいでしたよ、ええ。


国際色豊かな下関らしい名前。でもトルコと関係がある感じはしないのだが
サッカー選手で居たよな、サントスって
明治期の自然主義作家・若山牧水の名が。旅を愛した彼らしい歌だな
波乱の生涯を送った種田山頭火。確か山口県出身だった
歌集「赤光」で著名な詩人・斉藤茂吉。彼もここを訪れ、歌を残していた
関門橋が見えてきてテンションも上がってきた。もうすぐで唐戸だ


国道9号沿いを歩いてゆくと、海峡(右)側に大きなドームみたいな建物を発見。
駐車場もいっぱい、ドーム内からマイクでアナウンスする声と歓声が聞こえる。

あれは・・・

水族館だ。間違いないッ!(長井秀和風)



間違いないッ!(くどい爆) イルカショーでもやっていそうな雰囲気だった
大人1800円( ゚д゚)ぽかーん。モニュメントがプリッツを思い出させる


読み手の期待を裏切ることなく?海響館をスルーした俺。
1800円はボンビー学生にはきつ過ぎました。
水族館自体1人で行くとこじゃないし、まぁいいか、と無理に納得して唐戸へ。

すると。
行きたい候補に挙がっていた下関南部町郵便局が反対車線側にあるではないか。
「国内最古の現役郵便局」というキャッチフレーズが決め手(笑)
夜になると外観はライトアップされ、唐戸周辺の観光に一役かっている。
唐戸のレトロ建造物はほとんどライトアップされるので、一度は見てみたいな。
もちろん中は普通の郵便局(当たり前:笑)


三橋四郎という日本人技師が設計。外はレンガ。下関最古の洋風建造物でもある


そのすぐ隣には旧秋田商会が。
屋上に日本庭園があるらしいので、中へ入ってみる。


大正期に立てられた。海運会社・秋田商会の和洋折衷建造物


1階は下関観光案内所みたいなところで各種パンフが並んでいた。
NHKドラマ「武蔵」で脚光を浴びた巌流島のパンフもあるのがいい。
下関に訪れたらここに行くべきだ。
2階以降は土足厳禁なので1階の奥で靴を脱ぐ。記帳もする。
入場無料なので上にあがる。ボンビーエクシに優しい施設だ。

2階は外観の洋風とは打って変わって和の空間が広がる。
写真を撮り忘れたけど、薄暗い雰囲気がいかにも昔の和室と言った感じ。
高そうな桐ダンスやら机やら置いてあった。

屋上に繋がる螺旋階段が2階の隅っこにあって登ろうとしたのだが、

恐ろしく狭くて急( ゚д゚)

バリアフリーな現代とは真逆いってます。
足場も滑りそうで怖いし。
そんな恐怖の螺旋階段の最上部には屋上の日本庭園が見える窓がある。
それを見るのにもかなり窮屈(苦笑)
庭園には入れないようなので、窓から見るに留まる。
ちなみに螺旋階段は外から見たドーム状のようなところに相当。
当時としてはこの建物は富の象徴だったんだろうな。


ハイカラなところだった。あの螺旋階段の印象が一番強い(笑)


次は唐戸交差点を越えたところにある旧下関英国領事館だ。
イギリスが老大国と呼ばれて久しいが、明治や大正の頃は世界最強の大国だった。
俗に言う大英帝国の時代だ。
唐の時代から国際交流が盛んな土地柄だった下関。
そんな土地にイギリスの領事館があっても不思議ではない。
中に入るのは無料だった。当然入館する。


唐戸レトロ建造物3連発のしめ。ここも夜になるとライトアップされる
国内に現存する最古の領事館って結構凄くないか
イギリスというか世界名作劇場あたりに出てくる家の中という感じがする
100年以上前にはイギリスの貴婦人がここに居たのだろうか


この英国領事館のすぐ隣に亀山八幡宮という神社がある。
この前行って来た広島県上下町にも同じ名前の神社があった(驚)
単なる偶然なのか、関係があるのだろうか。
ちなみに下関駅の北の方には「厳島神社」があります。あの宮島と関係あるのか?


中に入る時間がなく断念したカモンワーフ。海の幸・グルメといったところ
謎深まる亀山八幡宮。旧・山陽道の基点となっていた場所らしい
振り返ると関門海峡が見渡せていい眺め・・・鳥居が邪魔か(爆)
世界一のふぐ像として有名。階段から降りて気付いたけど(爆)


亀山八幡宮の先にある赤間神宮に行きたかったんだけど・・・
もう時間がヤバい。昼飯を食べに駅の方へ戻らなくてはいけなかった。
ここは仕方ないので断念。
次回があるならその時に行くようにしたい。
平家や耳なし芳一との所縁があるところなので。

唐戸のバス停があったのでそこから駅まで乗る。

もう汗だくになるの嫌だし(爆)

バスに乗ってしまうと駅前に着くのはあっという間だった。
昼飯はグリーンモールの中にある中華料理屋生野飯店にしようと思っていた。
しかし。

えっ・・・もしかして潰れてる?(´・_・`)

暖簾もないし、中は廃屋状態。
近くを通った人に聞いてみると、やはりやっていないとのこと。
資金面で余裕がなく、旅行前に安くて美味いところを探していたらここが出た。
それで昼飯はここしかないな、と思っていたのに頓挫してしまった(沈)
ネット検索で出たのは古すぎた情報だったようだ。

どうする〜♪エクシぃ〜♪(爆)

ふぐは高いだろうし最初から構想外→ボツ
下関=コリアタウン=焼肉美味→こんな暑い時に焼肉を食う気にはなれん→ボツ

困った。適当に食べるのもいいけど、どうせなら美味いものにありつきたい。
あれこれ考えても仕方ないので、目の前にそびえる大丸に行ってみる。
レストランフロアに行けば何かあるに違いない、と思った。


ブルボン飲料を発見。珍しくて買った。
味は・・・菓子に専念した方がいいと思った(爆)


外の暑さが嘘のような涼しい大丸。
エレベーターでレストランフロアの7階に行くと、結構どの店も賑わっている。
その中で一番並んでいたのが中華料理 耕治
どの店が美味いかわかんないので、人の並んでいるこの店に早々と決定。
俺の中華好きなところも後押しした。
注文したのは焼飯。
焼飯大好き人間としては、初めて行った中華料理屋では焼飯を絶対頼む。
しかし、頼んでから焼飯の値段を見たらビックリした。

998円もする!Σ( ̄□ ̄;)

高すぎ。
これで不味かったらどないしよう(沈)
そして焼飯(スープ付き)が来た。

ゴクリ・・・
( ̄〜 ̄)モグモグ・・・
おぉ・・・美味いじゃん!!!
べちゃっとしてるわけでもなく、パラパラ過ぎるわけでもなく、バランスが絶妙。
ハラヘリヘリハラ状態だった俺は一気に平らげた。
素直に美味くてほぼ満足。でも998円は高すぎる。
あと、スープが少し濃かった。惜しい。

昼飯食べた後は、100均でアイマスクと洗面用具と歯ブラシ&歯磨き粉を買う。
これで帰りのムーンライトはより快適になるはずだ。

大丸を出て、また唐戸へバスで行く。
唐戸には門司港へ行くフェリーがある。5分で行けて片道270円。
九州に渡るなら関門橋の人道トンネルもあるけどしんどいし。
本当は唐戸桟橋から巌流島に行こうと思っていたが、
次の便まで結構待たなければならない。
それで先に門司港の方へ行ってみようと考えた。


門司港と下関を結ぶ関門連絡船。観光客だけでなく近隣住民も結構乗っていた
出港。新鮮な魚介類で有名な唐戸市場が見える
さらば下関。今度はふぐとか焼肉を食いに来たい
高速船から見る関門橋。海の潮風と船の振動が気持ち良く、旅情を煽る
対岸の門司港が見えてきた。何年ぶりの九州上陸だろう(笑)
真奥に見える建物は有名な建築家アルド・ロッシが設計した門司港ホテル


門司港に到着すると、向こうの桟橋に巌流島行きのフェリーが停泊していた。
これはラッキーと思い、切符を買う。
すると係員がマイクで「巌流島行き、ご乗船の方いませんか〜?!」と言うから、

「(;´Д`)あ、はーい!!乗りまーす!!」

と焦った俺は叫びながら、そっちの桟橋へダッシュ。
何とか間に合って乗船出来たが、この接続時間は短すぎないか。
もう少し余裕を持たせて欲しかったものだ。改良求む。
さっきの高速船以上に揺れる船で巌流島へ。往復800円。
唐戸からでも、門司港からでも、およそ10分で着く。
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巌流島

巌流島上陸。桟橋の近くには釣りが出来るデッキが最近出来たらしい
巌流島の正式名称が船島なんだって。あなたは何へぇ?


巌流島は武蔵と小次郎が決闘した当時、今の六分の一ぐらいの面積しかなかった。
宮本武蔵に敗れた佐々木小次郎の流派が「巌流」という名前だったので、
この島が「巌流島」と呼ばれるようになったとか。

桟橋近くに休憩所があるのでお茶を買った。
巌流島関連の土産はここぐらいしかないが、武蔵Tシャツとか別に要らんし。
見るだけに留まる。ここでしか手に入らないものもあるみたいだけど。
そこでしばらく椅子に座って休憩してから散策開始。
一応遊歩道みたいなので整備されているので歩きやすい。
また歩いて行くと色々とアングルが変わるので楽しい。


こんな感じで遊歩道。向こうには休憩できる東屋がある
明治に建てられたという佐々木小次郎の石碑がある
少し奥に入ったところでひっそり佇んでいるという印象
トトロで出てきそうな大きな木。夜になったら巨大化するかも(笑)
関門橋をバックに巌流島文学碑
巌流島から南に広がる九州を望む。泳いで渡れそうな感じ。遊泳禁止だけど
武蔵が乗ってきた船を再現。ここは人工砂浜なので到着した場所とは違う
海外からの観光客にも対応。裏には巌流島歴史絵巻が
雌雄を決する2人。
この像の除幕式はドラマ出演者の市川新之助やTOKIO松岡も出席


武蔵と小次郎の激闘に思いを馳せ、島を遊歩した。
しかし島全てを回ることはできない。
この島の西半分は私有地となっているので、立ち入り禁止となっているのだ。
私有地はなーんもないところなので別に構わないけど(笑)
小次郎武蔵像の先には東屋があるだけなのでそろそろ引き返す。

この巌流島は現在まで著名な人が訪れている。
吉田松陰が小次郎の墓参りに来たり、竜馬と妻・おりょうが花火を揚げたり?、
斉藤茂吉が歌を残したり、アントニオ猪木とマサ斉藤がプロレスやったり。
武蔵+小次郎=巌流島というイメージがあるから、色んな人達が来たのだろう。

坂本夫妻は異例だが(笑)

桟橋近くの休憩所に戻りアイスを食べてたら、門司港行きの高速船の時間が来た。


門司港行き高速船。揺れます。キテマス

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門司港

巌流島から10分で門司港へ戻ってきた。
これから夕方まではここ門司港レトロ地区を観光する。
名前の如く、この門司港界隈にはレトロ建築物が林立している。
近年は門司港レトロと下関・城下町長府を合わせた「関門」が人気。
俺の場合は長府に行ける時間がなかったので、今回は最初から考えていなかった。
下関から少し遠いのが難点。

門司港の桟橋からすぐ見えてきたのが門司港駅だ。


大正3年に旧門司駅として開業。ローマのテルミネ駅を模して建造。重文指定
ネオルネッサンス様式の木造建築。当時の面影が残る駅看板や柱。老朽化が心配
駅前の噴水で水遊びする子供たち。こういう光景は残していきたいものだ


思わず童心に帰りそうになったが(笑)、門司港駅から離れて散策。
旧門司三井倶楽部が駅のすぐ近くにある。


三井物産の接待・宿泊施設だった。天才アインシュタインも泊まった事がある
入館100円。レストランやアインシュタインホール、林芙美子資料室がある
人力車もある。車が写ってなかったら大正浪漫の世界だ


続いて、旧大阪商船
イラストレイターのわたせせいぞうのギャラリーも併設してある。


八角形の塔とオレンジ色のレンガが鮮やか


アーティスティックな門司港ホテルを抜け、船溜まりにかかる跳ね橋へ来た。
ブルーウイングもじは全国唯一の歩行者専用跳ね橋。
時間によって橋が開いたり(歩行不可能)、橋が閉じたり(歩行可能)。
夜には橋自体がライトアップ。
近隣のレトロ建築と一緒に光のイルミネーションワールドを築く。
これはデートコースにオススメだ(笑)


オープンザブリッジ。ポップな曲がどこからか流れて徐々に開いていく
黒い建物の最上階は門司港レトロ展望室
ほぼ垂直。バイクのトライアル選手でも登りきるのは無理だろな
急いでいる時は近道であってもここを通らない方がよい(笑)


跳ね橋を渡らなくても向こう岸には渡れる。
少々遠回りとなるけど、そっちには海峡プラザという複合商業施設がある。
土産や雑貨、オルゴール、レストラン、赤煉瓦ガラス美術館など何でもあり状態。
チラッと見たけど、観光客で混みあっている印象を受けた。

俺はどうかというと、跳ね橋を渡ってすぐにある旧門司税関に入った。
ありがたいことに入館料無料。
道路を挟んで隣接する国際友好記念図書館も無料。

ε=ε==┏( ・_・)┛行かねば損、損



明治から昭和初期まで税関庁舎として利用されていた。夕陽に映える赤煉瓦
大連市との友好都市締結15周年を記念して造られた図書館。
東アジアの文献が充実


図書館の方は1階がレストラン、とレトロ建築物のセオリーを踏襲。
2階と3階が図書館部分にあたる。
当然と言えば当然なのだが、ほとんど日本語の書物がない。
中国や韓国などの言葉で書かれている。
中国語が分かればある程度読めるけど、大学で取っているのはドイツ語。
興味深い本があってもイラストや写真ぐらいしか楽しめない(苦笑)
今後の中国が巨大マーケットと化すのは明白だし、中国語を学んでおくべきかも。

この頃だっただろうか。
恐ろしいまでの疲労感&睡魔に襲われたのは(爆)
前回の旅の疲れ、今日の旅行の疲れなどが蓄積した結果だろう。

だ、ダルい・・・(;´Д`)

このままではマズイので、近くに休憩所みたいなところで1時間ぐらい休憩。
日陰で休むとだいぶ違う。
クーラーが効いている所よりもこういう所の方がいいな。
今後の行程を確認したりしていると1時間はあっという間。
そろそろ眠気も疲労もマシになってきたので、隣接する門司港レトロ展望室へ。
ここで門司港観光は終わりで、門司港駅から博多へ移動する。


本体は高層マンションらしい。で、その最上階が門司港レトロ展望室だとか
しんどいのでパスした出光美術館。アポロマークの出光だ
眼下には鮫をイメージしたと言う門司港ホテル。
これまで回って来たところを一望
左手にある2傘連なる白テントのところで休憩してた
船溜まりの放水シーンを見れる機会はそう多くないらしい


関門海峡の方に目を向けてみると、夕陽が西の彼方にある。
東は関門橋が見える。火の山よりもここからの方が間近だな。
ここから見る夜の門司港レトロの街並み、関門橋はかなりキレイだろう。
俺は夜までここに居られないので、パンフでそれを見たことにした(爆)


黒龍が蠢いているように見える雲。天気が悪くなる前触れか
穏やかな関門海峡の夕刻。対岸の海峡ゆめタワーは本当に目立つ
本州と九州を結ぶ関門橋。
この海底に3本のトンネルが通っているのだから改めて凄いなぁと


眺望を楽しんだ後は門司港駅へ向かう。
途中海峡プラザ辺りを通りかかったら猿の曲芸が行われていた。
動画を撮るべきだったのに、そんな事は思い浮かびもしなかった当時(沈)

まぁ、メモリが126メガしかないし( ̄- ̄)

静止画ですがわっかをくぐり抜ける猿を見てくださいな。


日光猿軍団の一員のように見えて仕方ない
あらよっと
ちょちょいのちょいと


拍手喝さいの猿の曲芸を数分見届け、門司港駅へ到着。
ここもライトアップされるが、カラフルな色ではなく白く美しい光に彩られる。
まさにクラシカルレトロ感を増幅させていい感じ。

その後は快速に乗り九州最大の街・博多へ。
北九州と福岡(博多)はすぐと思っていたけど、意外と遠く時間がかかった。
途中山間部や農村のようなところもあり、地図で見た地形とは違う印象を受けた。
こういうのは実際に行ってみないとわからないもんだ。


背広来た人がここをたまたま通りかかって、タイミング良く噴水になったら最悪だな
九州の鉄道の起点はここらしい。かつては隆盛の時代があったホームの長い門司港駅

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博多

そして博多に着いたのが19時過ぎ。
駅ホームに降りるとかなりの人の数。ラッシュ時で活気に満ち溢れている。
駅に隣接したショッピングゾーンなど充実度は東京や大阪の都心駅と変わらない。

夕食に考えていたのは、博多駅筑紫口から歩いて5分のところにある「台北」
昼も中華、夜も中華。

俺ってどうよ?!(爆)

大通りから路地に入ると、やはり繁華街らしき感じ。
少し歩くと台北の看板を発見。
この中華料理店台北はネットでいい評判なので選んでみた。
店員は全員台湾人という店だけど、入りにくいってことはない。
なんでも料理が安く、しかも美味い!らしいから。
オススメは小龍包(3個300円)
これが一番人気みたいで、3000円分食べても損はないというぐらいだという。
店内は通勤上がりの人達で賑わっている。
台湾人の店員(日本語がある程度話せる)が注文を聞いている光景がちらほら。
俺は小龍包や五目ちゃんぽんをオーダー。あと生中。


博多駅から近い。マンションの1階に店を構えている
アツアツで火傷しそう。でも美味い。来てよかったと思える逸品


小龍包は脇にある生姜がいいアクセントになり、いくつでも食べられそう。
これで300円は安い。そして美味い。
個人的にはもう少し量が欲しかったんだけど(笑)
五目ちゃんぽんは小龍包ほどじゃないけど、十分合格点では。
ビールが美味くなる飯にありつけたようで良かった。

中華料理の後は、博多駅構内にあるクロワッサンの店が目に付いた。
かなりいいにおいがしたので並んでみる(笑)
ここのクロワッサンは何と計り売り。
アツアツのチョコクロワッサンを5個ぐらい袋に入れてもらった。
これで200円ちょい。
ムーンライト九州の車内で食べることにした。


夜の博多駅。今回はわずかな滞在となったので、是非次回は

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ムーンライト九州

博多駅ホームで数分待つとムーンライト九州が入線してきた。
この電車の時刻表を再現してみるとこうなる。


博多20:54発 岩国
折尾21:51発 宮島口
黒崎21:57発 広島
戸畑22:05発 海田市
小倉22:11着 西条
22:12発 三原
門司22:31発 岡山4:08着
下関22:56発 4:10発
厚狭23:28発 姫路5:14発
宇部 加古川5:27発
新山口 明石5:42発
防府 神戸5:57発
徳山 三ノ宮6:01発
下松 大阪6:25着
新大阪6:34着
柳井 京都7:05着


「レ」は通過駅。
赤く塗り潰されたのは、事件(ヤマ)があった駅とその時刻だ。
密室殺人inムーンライト九州と言ったところか。
そう。ここには・・・
犯人(ホシ)による巧妙な時刻表トリックが隠されている。
西村京太郎みたいだが、このトリックは犯人から我々への挑戦状に他ならない。

名探偵の諸君。

さぁ、かかってきなさい(って俺が犯人??爆)

なんてね。
推理小説とかの読みすぎ(爆)
事件とか犯人とか全部嘘ですから(ややこしいこと書くな:笑)
赤く塗ったところは、もちろん乗車駅と降車駅の時刻を示しているもの。
これによると大阪着が6時25分。

ムーンライトに乗り込んだ俺は、指定席へ。
まずは博多駅で買ったチョコクロワッサンを試食。
甘い香りと行列に惹かれて買ったがグッジョブな出来。美味い。
1個だけにするつもりだったが、勢いで全部食べてしまった(笑)
あとは駅のキオスクで買った水だけで大阪まで行く。
車内販売は一切ないのが辛い。自販機も当然ない。

夜の帳がおりた博多の街をムーンライトが出発。
その後主要な駅に停車しつつ門司へ。
門司からは関門海峡トンネルを通過。
まだ眠くならない。
とりあえず車両端にある洗面台で歯磨きを済ます。
ここで大丸下関の100均で買ったものが活躍。電車は結構揺れる。

本州上陸して30分ぐらいたった頃、ようやく睡魔が襲ってきた。
例の100均アイマスクの出番。100円だが結構効き目あり。
広島ぐらいまで爆睡に成功。
岡山辺りになると夜が明けてきて、東の空が明るくなる。
でも天気は悪そう。

姫路辺りまで来ると、近畿地方なので一気に旅から日常に戻ってしまう感じ。
もうこの旅もあと少しで終わる。
懸念していた天気も三ノ宮辺りから小雨がポツポツと降りだした。
淀川の鉄橋を渡る頃になると結構な雨粒になっていた。

6時25分。
とうとう大阪駅に着いてしまった。
まだ俺はこの旅に物足りなさを感じていたのだ(爆)
この18切符はこの日中丸々使える。
このまま家に帰るのか、それとも・・・

そして決定。
福知山まで行って保津峡や京都とか回ってから帰ろうと。
大阪から福知山は快速で直結している為、比較的行きやすい。
旅を欲張る俺は、ここで旅を終わらせたくなかった(笑)
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保津峡

こうして突発的に延長戦がスタートした。
福知山に着くのは9時ぐらい。大阪からだと2時間以上かかる。
もっと近いものだと思っていたけど、結構遠いな。
福知山まで出たら、今度はそこから山陰本線で京都の方へ向かう。
途中保津峡で降りてみたりして。京都からは新快速で大阪に戻る。
こんな感じになりそうだ。

伊丹までは普通の市街地という感じだが、宝塚以北は結構田舎。
ニュータウン的な街・三田を過ぎたら田園風景。
この辺りになると乗客もかなり少ない。途中地元高校生が入ってくるぐらい。
まったり車窓が果てしなく続く中、2時間かけて福知山到着である。
駅前からして地方都市といった趣だ。
人もそこそこ。登山に向かう?観光客の姿も。
福知山まで来たのはいいものの、2日にも渡る旅(ひたすら車中泊)の疲れもあり、
イマイチ楽しめてない。

早く家帰って寝たくなったことを白状する(笑)

福知山からは園部まで行って電車に乗り継いで、保津峡を目指した。


大体こんな感じの車窓が続く。天気が良ければいいのだが


この辺りの車窓は自然が多く、人が住んで居るとは思えないような雰囲気だ。
福知山以外はほとんど携帯が圏外・・・
向こうには高速の高架が見える。

途中の亀岡でも乗り換えて1時間もかからないうちに保津峡駅に到着。

降りたのはどうやら俺だけのようだ。

しかも無人駅。


何とも人気のない駅


とりあえず駅から出る。
無人のゲートを通り、少し歩いてみた。
保津峡に来た理由。
昔から名前は聞いてたけど、行ったことなかったので気になってた。
紅葉の時期になると辺り一面が朱色に染まってキレイだし。
で、せっかく通るならば保津峡に寄ってしまえ!と(笑)
ただ、ここはカヌー体験する方が面白そうだったな。
カヌーツアーみたいな団体も居たし。
で、俺は写真撮って景色を眺め、掃除のおっちゃんと会話しただけ。

うぬぬ〜消化不良気味は否めんぞ(爆)


見えにくいですが、カヌー一隻が崖のすぐ近くにいます。楽しそう
保津峡は断崖絶壁で有名。地盤が凄く堅そうな感じ
この先に千年王城・京都がある。しかし郊外に出るとこのように自然がいっぱい


保津峡でボッーとしていると電車がやってきた。
ここからは帰るのみに専念。
徐々に疲れが溜まってきて、気のせいか気持ち悪い。

ボンビーだから飯、食ってないし(´Д`)

電車が京都に着く頃になると整然とした街並みが現れてくる。
久々の大都会だ。
京都駅には12時頃到着。
0番線ホームに入線。何で京都駅には0番線なんかあるんだろう?(謎)
1番から番号振ればいいのに。
知っている人が居たら教えてください。

近年、劇的ビフォーアフターの如く生まれ変わった京都駅。
古都の玄関口にはどうかと思うが、これはこれで凄い建造物だ。
新快速のホームへ行って新快速を待つ。
何とかこれに乗ったのはよかったが、めちゃ混み!
とてもじゃないが座れぬ(座る気もなかったけど)

そして・・・2時間後、帰宅。
ようやく旅が終わった。
もう十分に堪能できたと思う。
無理して行った福知山・保津峡は降りただけ、って感じでもあるが、
やはり旅をしていた実感はある。
しんどかったけど、行って良かったな〜と今は思う。
あと、メインであった関門海峡を巡る旅。
見所満載でまた行きたいところだ。近代日本を紐解く勉強にもなる。

今回の旅レポートは以上です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました〜!



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