山陽路の旅(4月6日・7日)

下関宮島
呉尾道


3月末の高松旅行から数日たった。一人旅の魅力に少しハマった感がある。
そこで梅田の駅ビルに行って18切符(1回分)を探してみたら・・・あった!!
この時も金が大してなく日帰りで行くつもりであった。
まだ1回しか行っていない九州の方に足を延ばしたいと思いつつも、
「18切符で日帰りは無理だろな〜」と半ば諦めていた。

そんな時に朗報を教えてくれたのは友達。
彼は過去に夜行快速「ムーンライト九州」という電車で実家に帰ったと言う。
何でもその「ムーンライト」は全国のJR線でシリーズ化されているらしい。
東京―大垣を結ぶ「ムーンライトながら」や、
京都―高知を結ぶ「ムーンライト高知」など。
で、そのムーンライトの素晴らしい点は18切符さえ持っていれば、
指定券(510円)買うだけで乗れるという。
これは・・・18切符旅行者のためにある電車だ!!
これを使わない手はない。寝どころも確保出来るし。
と言うわけで・・・時刻表も買い、ネットで調べたりして九州方面旅行を計画。
旅行って出発前の計画段階が凄く楽しい(笑)。旅行中とは違う楽しさがあるね。
ただ時刻表で調べてみたら・・・日帰りで九州上陸は危険。
下関までなら日帰りが出来るそうだ。

今回大阪駅から乗るのは「ムーンライト山陽」。朝9時に終点・下関に着く。
下関に着いたらプチ観光して山陽本線で東へ行き、途中寄り道して帰ろうと計画。
これだと遠くまで行けて寄り道も出来て最高!
・・・とこの時は余裕綽々だった(爆)


INDEX(クリックするとジャンプします)
4月6日 いざ大阪駅へ / ムーンライト山陽 / 下関 / 宮島 / 広島 / 音戸ロッジ
4月7日 / 尾道





いざ大阪駅へ

18切符と指定券
18切符1回分は2600円位。
でも、1番使いやすいので1番入手も困難らしい


大阪駅にムーンライト山陽が到着するのは0時過ぎ。
それに間に合うように余裕を持って家を出る。
この時間帯に都心部に向かう電車は比較的乗車数が少ない。
地下鉄御堂筋線を30分程乗ると梅田に到着。階段を上がるとそこは大阪駅だ。
ムーンライトが来るまで30分以上あり、早く着き過ぎたなこりゃ。
中央改札近くのハートインで車内のおやつでも買い、立ち読みして時間を潰す。
ここのハートインは大阪の土産が結構充実していてタイガースグッズもある。

改札のデジタル時計が0時を過ぎて6日に日付が変わった。
一番左の改札の駅員に18切符の判を押してもらい、エスカレーターでホームへ。
このホームに上がる時が結構ドキドキする。

旅がいよいよ始まるんだなぁ〜という感じで。

ホームには上がったが、まだムーンライトは来ていなかった。
傍らには大層なカメラを用意している鉄道マニアらしき人もちらほら。
そんなに珍しいもんだろうか。
指定券に書かれている車両番号に従い待っていると、
アナウンスと共にムーンライト山陽が大阪駅に入線。
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ムーンライト山陽

青い車体で少し古めかしい感じのするムーンライト山陽。
早速これに乗り込み着席した。隣の席には俺より年上であろう女性が居た。
どうやら彼女は福岡の人で、これから博多まで帰るそうだ。
その後、彼女が寝るまで明太子プリッツを食べながら歓談。
旅に関することが多かったかな。
周りは寝ている人が多いので、あまり五月蝿くはできなかったけど。

ムーンライトは0時15分に大阪を出た後、三ノ宮・明石・姫路と主要駅に停車。
姫路を過ぎた辺りから車内減灯。
本格的に就寝モード突入といきたいところだが・・・

全然寝れねぇ!!( ゚д゚) ←目が冴えている

下関に着くのが9時過ぎ。
それまでには少しでもいいから寝ないと、疲れで観光する気が失せてしまう・・・
でも寝れない。羊を数えても無駄。ウォークマン聞いても眠くならない。
夜行電車が寝れないとは聞いていたが、これほどまでとは。
逆に寝ている人たちは慣れているのか、余程疲れているかのどちらかだな。
すげぇ。
俺は開き直って車窓を楽しんだ(笑)。
今走っているところがどこなのかもよくわからんまま、1時間後岡山に着いた。

岡山で連結車両のムーンライト高知とムーンライト松山を切り離し。
この切り離し作業等で1時間ほど停車する。
ムーンライトの高知と松山は瀬戸大橋を渡らないといけないのだ。
鉄道マニアのフラッシュが眩しかったが、俺はホームの自販機でお茶を買う。
1時間ぐらい停車するんなら駅の外に出てコンビニでも行こうかな、と思った。
しかし迷って置いてきぼりを喰らったら最悪なのでパス。
長いようで短い1時間はあっという間に過ぎ、ようやく岡山を出た。
次は広島まで停まらない。
そうしてこの辺りで、ようやく眠くなってきて・・・\(-o-)/
うとうとし始めたら知らぬ間に夢の世界へ引き込まれていた。
一瞬糸崎辺りで起きたが、すぐにまた寝た(笑)

広島に着こうとする頃、車内でおはようアナウンスがあり、それで目覚めた。
まだ6時前だ。車窓は広島市内に変わっている。
隣の彼女はまだ熟睡。うーむ、寝れる人は寝れるんだなぁ。。。
俺が居る車両は2号車なんだけど、隣に展望室があるのでそちらへ行ってみる。
ここは長椅子があって寝やすそうだ。
窓もワイドなんで景色見るならこっちの方がいい。
広島駅で結構の人数が降車。
ムーンライトはその後、岩国・柳井・徳山・新山口等を各駅停車して下関へ。


宮島辺りの朝陽
展望室よりキレイな朝陽。確か宮島の手前辺りだったはず。
大島大橋
し、心霊写真だ〜!!・・・なわけないだろ(笑)。同席したじいちゃんです。
自然が残っている感じ
山口県内の海岸線。想像した以上に鄙びている地域だ。


下関まで山口県の都市の駅に停まっていったが、どの駅も古くて鄙びていた。
地方都市の衰退をまざまざと見せ付けられた。
大阪以西で栄えているのは福岡と広島ぐらいだなと思った。
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下関

本州最西端の街・下関に着いたのは9時過ぎ。
ムーンライト山陽も名前の通り、山陽地方の西端でその役目を終えた。
長い間座ってばかりだったので屈伸運動すると実に気持ちいい(´∀`)
忘れ物がないか確認して降車。
隣の彼女も下関の手前から起きていた。
下関の後は九州方面に行く電車に乗り換えるとか。
お互いの旅の成功(彼女は帰るだけだが)と無事を祈って別れる。

その後の俺は駅の改札を抜けて外に出た。
車内で考えていた観光プランは「火の山公園」に行って関門海峡を眺める事だけ。
日帰りで下関以外に他も寄るとしたら火の山公園ぐらいしか行けない(爆)

かなり強行スケジュールです。

ここから火の山公園に行くバスがあるけど、それが来るには30分後(´Д`)
しかも1時間に1本しかないので、

それを逃したら早くも日帰り不可能。

まぁ・・・それ位遠いところに来たってことか。
バス停で待つだけなのも面白くないので周辺を軽く散策。


下関駅
人口30万人程の山口県最大の街・下関の駅前。朝9時過ぎだが人は疎ら。
下関駅付近
これだけレーンがあるが交通量はご覧の通り。
昼や夕方になれば違うだろうけど。
シーモールと大丸
シーモールと大丸。下関のショッピングゾーンってところか。
海峡ゆめタワー
デカイのは海峡ゆめタワー。関門海峡が一望出来そうだが、高そうなのでパス。


駅前は9時過ぎだが、それほど人出はない感じ。シーモールとかも開いてないし。
時間を潰しているとバスが来てそれに乗った。
駅から火の山公園山頂は30分程度で着く。途中関門海峡が見える。


関門橋
火の山に向かうバスから。
近くで見る関門橋は迫力ある。日本の技術力って凄い。


火の山に登るバスだが、かなり急な勾配がある。
バス運転手もベテランじゃないと手に負えなさそう。
国民宿舎を過ぎて、山の斜面をグルグル回りつつ上がるといい眺めが見えてくる。
火の山公園山頂に到着して展望台へ。
10時になったばかりでレストランはまだ開いていない。
ここは何とフロアが回転するらしいが・・・

最上階の展望室へ行って、関門海峡を眺めてみた。
うーむ、絶景なり!!こんなに九州って近いんだな〜。
夜景もキレイらしいので見てみたいぞ。


関門海峡
海峡を行き交う船舶が見えて絶景。
カメラがよければ更に絶景度アップ(爆)左が門司側で九州。
ぐ〜るぐる
ここの2階レストラン、何とフロア自体がグルグル回転する。
すげぇ!というか酔わないのか?
下関中心部
下関中心部を望む。海峡ゆめタワーが異様に目立つな。


次にここを出発するバスは1時間後( ゚д゚)
ここは割り切ってくつろぎながら眺めを満喫。
ネタ収集に回転するレストランへ行ってみたが高い。
今の財布ではいっぱいいっぱい。

入口でUターン決定(´Д⊂)

ようやくバスがやって来て下関駅へ。
時刻表によるとバスが少しでも遅れると、広島方面に行く電車に乗れなくなる。
しかも本数が少ないので、これを逃すとかなり待つ羽目になってしまう・・・

つまり日帰り不可能のフラグが立つ。

これはヤベェ。バスの前方席に座って、金をいつでも払えるようにスタンバイ。
それくらいヤバかった。降りた後もホームまで走らないとマズイな。

更に、バス酔いしたのか気持ち悪い(´Д`)

普段は乗り物酔いなんかしないタフガイエクシなのだが・・・(爆)

駅前で渋滞に巻き込まれることなく、電車には何とか間に合った。
気分が悪い中、気持ちは「F1マシンより速い」をモットーにホームへ駆け込んだ。
おまけに席が結構空いていた為座れてラッキー(´∀`)
気分悪いのも治ってるし。
数分後には下関を発車し、東へ向けて走り出す。広島の方まで長距離走るようだ。
俺は疲れのせいか爆睡モードに入ってしまった(笑)

窓側に座って寝ていたら日差しがキツく暑い。
ここで爆睡モードが解除された。
現在地を確認してみると、柳井を過ぎたあたりのようだ。岩国までもう少し。
途中の駅は海辺の田舎といったところが多いが、海と空のコントラストが美しい。


大畠駅
山陽本線の停車駅。
昔の学生モノ青春映画に出てきそうな海辺の田舎駅って感じ。
俺もどこかよくわかんない
確か岩国に行く途中の風景。青々とした海が実にいい。


岩国までの車中、俺はある選択肢を迫られていた。
宮島に行くか否か。

それはまた、日帰りにするか否かの2択でもある。

宮島には18切符さえあればタダで乗れるフェリーがあり、実にお得。
行ける時に行かないと、当分来れなくなるどころか一生来ないかもしないし。
この時はまだバイク持ってないし、免許を取るという概念すらなかった。

今まで散々日帰りにこだわっていたが、余分な費用以外のデメリットはない。
行ける時行かないと損・・・
数分後。この考えが頭の中で過半数可決された。

というか満場一致だな。

こうして日帰り旅行のはずが1泊旅行になった。
まだ明日も旅が出来るとなって気分も上々!って昔ウンナンが番組やってたっけ。

とにもなくにも、日帰りプランが消滅した。
今度は宮島の玄関口・宮島口に着くまでに修正案を立てねばならない。
まず宮島は1時間ぐらい滞在したい。
その後は広島市内を見て・・・これで結構な時間になる。
宿泊する予定じゃなかったので、宿も当然取っていないし。
この時は観光ガイドとか一切持っていなかったので、
本を見て宿に電話するという事ができなかった。
広島駅の観光案内センターを当てにするか。あそこなら情報も多いだろうし。

なるようになるさとあくまで楽観的。

岩国で隣に座ったおっちゃんと仲良くなり、
宮島の歴史とか詳細に教えてもらいました。感激。

旅行は出会いですな!これは一人旅であるほど感じる。

親身に教えてくれたおっちゃんとは宮島口駅で別れた。いい人で良かった。
もうまもなく宮島だ。
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宮島

さて宮島口に降りた俺は、何とまだ昼飯を食べていない。
下関を出たのが12時ぐらいで、その時は急いでいたから飯の余裕なし。
途中下車して食べるのも電車が少ない為危険(まだ日帰りのつもりだったし)。
こうしてタイミングを逃しまくった結果、ここまでやってきたのだった(爆)

宮島口はウエノという会社が出している「アナゴ飯弁当」が美味いと評判。
昼飯まだの俺が、美味いと評判のアナゴ飯弁当を食べるのは至極当然だった(笑)
駅の改札付近で買ったのは良かったものの・・・高い!1470円もした。
量はそんなに多くないのに。
宮島へ向かうフェリーの中で食べてみると・・・美味い!くどくないのが良い。
その辺のアナゴとは違う。さすが本場という出来。
携帯で写真撮ったが、その機種がSDカード非対応モデルでUPできないのが無念。

満足した後はフェリーの甲板から宮島を眺めたり、写真を撮ったりした。
宮島には10分程で到着。


本土側
宮島へ行くフェリーから本土側を撮った。
見える船は宮島行き。船の本数は多い。


世界文化遺産にも指定されている宮島。
そのせいか外国からの観光客もチラホラ見られた。
そして宮島に上陸したらいやでも目に付くのが・・・鹿。

奈良公園にも鹿は居て、餌を蒔いたらすぐに飛びついてくる。奴らは獰猛だ(笑)
ここの鹿も恐らく獰猛。
というか獰猛じゃない鹿はいないはず(爆)

宮島桟橋に到着した後は有の浦という海岸に沿って、眼前に見える厳島神社へ。
船からも見えていたが近くまでくるとその巨大さに圧倒される。
この時は干潮だったので大鳥居の下まで行けるが、靴が汚れるのでパス(爆)


宮島のシンボル
日本三景・宮島の厳島神社の大鳥居。普段雑誌なんかで載るのは満潮時の写真が多い。


そして島側には厳島神社の本殿。
台風で社殿が壊される事も度々あり、その都度修理してその威容を維持している。
厳島神社は平清盛でも知られているが、清盛神社というのも近くにあるとか。


厳島神社
青コケが見える辺りが海まで浸かっているんだなぁと。満潮時が見たかった。


時間があったので厳島神社の左手にある千畳閣や五重塔にも足を延ばした。


千畳閣
入ろうとしたら、入場料を要求されたので写真だけ撮った(笑)
五重塔
朱色が美しく日本の伝統を感じる。
しかし五重塔って全国に結構あるぞ。


ゆっくりあちこち周っていると、フェリーの時間がそろそろ来た。
はっきり言って宮島は予想以上に広大だ。
1日でも全てを周りきるのはしんどいだろうな。

というわけで凄い消化不良(笑)

いつかバイクで広島の方に来たら、リベンジする可能性は高い。
その時を楽しみにしておこう。

帰りは有の浦と表参道商店街を通って桟橋を目指す。
じいちゃんばあちゃんが多いけど活気がある。
有名な「もみじ饅頭」も各種あった。チョコ入りとか。
全国の観光地でも廃れている所も多い中、ここは成功しているのではないか。
世界遺産のネームバリューは強力だな。


有の浦
観光用の旅館が林立する有の浦。潮干狩りをしている家族連れが結構居た。
表参道商店街
有名観光地はとにかくじいちゃん&ばあちゃんが多い。
ここ宮島も例外ではない。


1時間における宮島滞在を終えて、とてもじゃないが全ては無理。

これだけでは、宮島の約5%を見たに過ぎないな。

何の根拠もない数字だけど(笑)
フェリーはまた10分で本土側に到着。


行くのなら島で宿泊するのもありかと
1時間だけでは絶対回りきれない宮島。
あんなに鹿が生息しているとは思わなかった・・・

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広島

宮島口から広島へはJRと広電(路面電車)の2通りある。
時間優先するなら迷わずJRなんだけど、行きと一緒だと面白くないなぁ・・・
あと広島市街中心を見たかったので路面電車に決定。
宮島口から終点の広島駅までは270円ぐらいだったかな?安い。


路面電車
広島市街を見てみたかったので路面電車に乗ってみた。時間はJRの倍かかるだろうな。


路面電車は広島市民の交通の足。
買い物袋を提げたおばさんやクラブ帰りの高校生などが乗り込み、車内はすぐ満員。
路面電車はこの街の生活を垣間見れる空間だ。
広島湾に沿って走っていた路面電車はいつしか三角州の市街地へ。
道路の真ん中を路面電車が貫く光景を見れる都市は全国でもそう多くない。
大阪でも天王寺と堺ぐらいだけど、あまり使われない。
営業距離と乗車人数からして広島は全国的に見ても路面電車王国といえる。
でもこれだけ大きな街なのに地下鉄がないのも不思議。
地盤が軟弱だから地下を掘れないという話らしいが(笑)

大田川の相生橋を渡ると、左手に広島市民球場、右手に原爆ドーム。
これだけ発展した街並みを見ていると原爆で焦土と化した土地とは思えない。
戦後の広島の歩みの凄さをまざまざと感じる。

紙屋町や八丁堀という広島の中心繁華街を通過して、路面電車は広島駅へ。
ここの観光案内センターでどこかいい宿ないか聞いてみる。
俺は広島市内より、呉でいいところを探していた。
呉は親父の実家にも結構近いので、昔から馴染みある街なのだ。

情報をある程度聞いて、興味を持った宿が「国民宿舎音戸ロッジ」
「音戸の瀬戸」と呼ばれる小さな海峡が一望できる高台に立っているのだ。
電話してみると、宿泊オッケーの返事をもらえたのでここに決定。
ただ・・・到着時刻がどうしても遅くなるので、夕食の時間には間に合わない。
カレー程度なら出来ますよとのこと。まぁいいか。あまり金使いたくないし。

広島駅から呉に向かうには呉線を走る電車に乗らなくてはいけない。

この電車がまた激混み( ゚д゚)

結局座れたのは呉の2,3駅手前だった。
夕陽が西に落ち、能美島が暗闇と朱色に染まっていく光景はキレイ。
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音戸ロッジ

呉駅に到着したのは夜の7時30分頃だったかな(何せ1年以上前だから・・・)
ここで音戸ロッジに行くバスに乗ったハズだったのだが・・・

何と行き先が違うバスだった!(´Д`)

違うバスだと気付いてすぐに降りたのは良かった。
しかし、呉駅から2つぐらい停留所を過ぎたので・・・駅へ向かって走る!走る!
旅疲れだとか言ってられない。
何せ音戸ロッジの方まで行くバスの本数はこの時間だし、凄く少ないからだ。
急がねば・・・

必死こいて呉駅まで戻った。もう走るのも嫌なぐらい。

下関で走り、呉でも走った。

今度こそ音戸ロッジ経由するバスに乗車。
呉港の大型船や造船所の灯りを眺めながら、音戸大橋近くの音戸ロッジへ。
音戸ロッジに到着したのは8時30分頃だった。
ホテル外観の写真を撮っているけど、ブレがあまりにも酷いので掲載を見送る。
中のフロントで受付をすませ、鍵をもらう(4階の新館だった)。
もうホテルの食堂がカレーを用意してくれていたので、すぐに食べる事が出来た。
この配慮は嬉しいんだけど、肝心な味の方は大したことない(沈)
レトルトカレーとまでは言わないけど、何か変わった味。俺の好みとは合わない。

食べた後は部屋がある新館4階の方へエレベーターで。
すると物音皆無の不気味な回廊が俺を待ち構えていた・・・


音戸ロッジ新館4階
人気のない廊下。俺一人以外物音も声もないので結構怖い。


写真で見たらそうでもないが、当時の俺からしたらかなり心細かった(爆)
早い事部屋に入る。
部屋の中は普通の和室といった感じ。
テレビは昔みたいに「何分見るのに何円かかる」というタイプじゃない。
最近有料なのはアダルトチャンネルくらい(爆)
荷物を置いてしばし寝転がる。
あとは布団をとりあえず敷いていつでも寝れる用意はしておく。
しばらくして外の景色を見てみた。


真っ暗な音戸の瀬戸
部屋から夜の音戸の瀬戸と月と崖下のゴルフ場を(笑)。静かなところです。


その後風呂に入り、館内の自販機で飲み物を買い、部屋で飲んでいた。
するといつの間にかうとうと。

そして気が付いた時は朝(爆)

何とか朝食終了の30分前に起きれた。
いつものように2度寝してたら危なかった(爆)
昨日カレーを食べた食堂に行くと、民宿風和食が待っていた。
旅館の朝食と言えば・・・という感じと言えば分かるかと思われる。
ごはん、味噌汁、おひたし系、味付のり、玉子焼き、魚の超定番メニューだ。
その当時の記憶では味は普通だったかなぁ。
どれか一品良かったのがあった気がするけど忘れたし。


部屋
いかにも普通の国民宿舎って感じの部屋。でも居心地は悪くない。
黄色いクレーンの上にカモメ
この日も快晴。カモメも分かりにくいけど飛んでいる。
対岸は倉橋島。釣り場と海水浴場で有名。


朝になると夜見えなかった景色が色々見える。
ここはかなり高いところに立っている。眺めは良し。夕陽もキレイだろうな。

音戸ロッジから呉駅方面に行くバスの時間を見てチェックアウトした。
宿の値段は夕食抜きだったせいか比較的安価な4000円台で納まってラッキー。
ホームページ見ると普通に6000円ぐらいするんやけど。
一応紹介しておきます。国民宿舎音戸ロッジ
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呉駅の手前のバス停で降車。
以前から気になっていた2つの呉グルメを求めて歩いた。
商店街みたいな所にある老舗中華そば店「モリス」「福住のフライケーキ」だ。


モリス
呉市民の心のふるさと「モリス」。
ここは中華そばぐらいしかないがあっさり系で美味!
福住のフライケーキ
わざわざ遠方から買いに来る人もいる「福住のフライケーキ」。
これはバリ美味い。また食べたい。


双方ともヒットしたけど、強いて言うなら後者のフライケーキの方が好きかな。
俺が甘党なのもあるかもしんないけど(笑)
あつあつで食べても美味いし冷めても無問題。最高だよな。
フライケーキは通販も出来ますよ。気になった方は是非どうぞ。
ホームページはないけど、ネットで検索したら色々情報が出ます。
モリスもファンが多く、あっさりしたスープが好きな方にオススメ。ヘルシー。


呉市街
呉市内のストリート。戦前呉は海軍の街だった。


呉を11時ぐらいに出発。
ホームではJR西日本イメージ曲、鬼束ちひろ「いい日旅立ち、西へ」が流れてた。

「ああ〜日本のどこかに〜私を待ってる人がいる〜♪」

これが電車が居ない時にずっーと流れるもんだから、ある意味洗脳される(笑)
まぁでも、何と言うか旅情を掻きたてるものがあり、胸に染みますな。

呉から数駅先の広で乗り換えると、それはワンマン電車だった。
これはようするに普通のバス(ワンマンバス)のようなタイプだ。
運賃支払いもそれに倣った感じ。
俺は18切符が昨日で切れたので、ワンマンに従わねばならない(笑)

瀬戸内海を見ながら三原までの呉線は各駅停車で、
しかもノロノロと遅い為にかなり時間がかかる。
広島から三原までの在来線は山陽本線と呉線があるが、急ぐなら絶対前者を。
後者は景色専門だ。
三原に着いたのは呉を出て2時間後だったはず。それくらいゆっくりしている。
三原から尾道は海岸線に沿って国道2号と並走するが、海がきれいに見える区間。
昔は家族で親父の実家がある能美島に帰省していて、よくここを通った。
その時に見た夕陽がきれいだったのを覚えている。
そんな懐かしき日は遠くへ行ってしまったけど。
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尾道

潮風が微かに鼻につく。尾道到着である。
ここでも長くは滞在できないので、眺めのいいところへ行くぐらいに留まる(爆)
尾道の景色を見るには千光寺山に登るのがいい。
千光寺ロープウェーというのが出ているので楽に山頂まで行ける。
駅前からバスで長江口まで行き、そこで降りた後は千光寺山ロープウェーに乗る。
狭く古いロープウェーに結構な数の観光客が乗る為、途中の鉄塔で揺れて怖い(笑)
片道3分、大人往復440円(片道280円)で至って料金は普通かな。


千光寺山ロープウェー
尾道の景色みるならロープウェーは必須。徒歩でも上に行けるけど。
尾道らしい風景
桜も咲いていて春の萌芽を感じさせる。坂の街・尾道らしい風景。
向島
ロープウェーでも尾道水道が見えてきた。対岸は向島。尾道市だけど。
尾道大橋
どんどん小さく見える尾道の街並。奥に見えるのはしまなみ海道の尾道大橋。
桜
この頃から曇ってきた。千光寺山の夜桜もキレイだろうな。


ロープウェーの山頂駅には凄い数の観光客が居た。
じいちゃん&ばあちゃんだけでなく若者もチラホラと見掛ける。特に女性が多い。
尾道は昔ながらの生活風景が色濃く残る瀬戸内の街なんだけど、
文学的な史跡が数多く存在することでも有名。
千光寺公園には「おのみち文学の館」や安藤忠雄が手がけた「尾道市立美術館」、
近代文学史を彩った作家達の石碑を飾った「文学のこみち」などがある。
徳富蘇峰や正岡子規、志賀直哉、林芙美子、緒方洪庵に、
江戸期の俳人・松尾芭蕉の名もある。 そういや志賀直哉の旧家もあったな〜
俺は地理や歴史だけでなく文学も好きなので、尾道は実に興味深い土地である。

尾道出身の映画監督・大林宣彦が尾道を舞台にした映画のロケ地でも有名。
「さびしんぼう」「時をかける少女」「転校生」の昭和の尾道三部作
「ふたり」「あした」「あの、夏の日」の平成の新・尾道三部作
これらはいずれも尾道の至る所でロケを敢行。
作中でも情緒豊かな尾道を魅力的に描いている。

こんな事を書いてたらまた尾道行きたくなってきた(笑)

景色を眺めるのが好きな俺は尾道の写真を撮るのにいい場所を探す。
八福稲荷の先にある岩の上から撮影してみた。


近いなぁ
これを海峡と呼べないのは狭いから。大きな川と言ってもいいかも。


山頂駅付近に展望台があるが、めちゃくちゃ人が多いので撮影向きじゃないな。

この日のうちに大阪に帰らないといけないので早目に尾道を出る。
1時間ほど山頂に居たけど、これでは如何せん不十分。

また消化不良(´Д`)

いつ行けるかわかんないけどまた来たいな。

帰りもロープウェー。下りの方が怖い(笑)


帰りのロープウェー
帰りのロープウェー。山陽本線の線路が見える。
ザ・尾道
ザ・尾道。狭い路地に急な坂。どこか昭和の日本の生活空間が漂うのも尾道。
尾道城
山の頂上に民家と混在するように佇む尾道城。尾道らしいというか。
尾道駅
近年改修された駅前は大不評。
何かどこにでもある都市の玄関口って感じだもんな。


駅の土産売り場で土産を買って15時過ぎの電車に乗車。
もうここから大阪までは帰るのみだ。
1泊したけど、旅疲れは徐々に我が身に押し寄せる。

岡山まではほとんど寝ていた記憶が(笑)
岡山から姫路は凄く混雑した普通電車で時間を掛けて県境越え。
この区間は快速が全然走ってないし、電車の本数もめちゃ少ない。
それ故に18切符旅行者で激混みと化す。
座れたのは運が良かったとしか言えない。
姫路まで各駅停車だけど降りる人少ないから、岡山で座れないと

姫路まで立ちっ放しを余儀なくされる(´Д`)

姫路で新快速に乗ると、いつもの日常の空間に戻った気がする。
ここは大阪と繋がっている。
もうすぐで旅が終わりとなると寂しいものだ。
でも旅に行けて本当に良かったなぁ・・・素直にそう思えた。
また今度、旅に行くならどこにしよう。
それを考えるのも楽しい。
次の旅を心待ちにして。

これで今回の旅レポートは終わりです。
長文駄文で読みにくかったと思いますが、最後までありがとうございました。
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