9th album SURVINE 49:57
売上172.3万枚
・デジタルとポップをロックとの絶妙なバランスで築き上げた快作。
前作に比類、それ以上に位置づけられてもおかしくない完成度を誇る。
新しいステージでのB'z音楽をまざまざと見せつけている。
更に進化した稲葉の作詞能力の凄さが目に映り、恐ろしさを感じるほど。
ボーカルの歌いまわしにしても突き抜けすぎている。
声量の凄みが増し、歌詞と連動した声の強弱、磨きをかけたフォルセットなど。
そんな稲葉と松本が組んでいる限りB'zは不滅だ。
・B'z自身は前作よりスキルアップしたものの、セールスでは前作より大幅に落とす。
ハードな楽曲が増えたことと、シングルのヒットが強いて言えば「Calling」ぐらいだからか。
逆説的に言えば前作「LOOSE」の売上の凄さが分かる。
しかし、数々の実績を重ねているB'zには貫禄とも言うべき雰囲気が漂う。
・これも「LOOSE」と同じ。
初回限定なしのハードケース+写真集(厚い)付の仕様。
・この時期の稲葉はGolden Hair、金髪(写真集より)で実にカッコいい。
女性ファンの支持も強い。
歌詞カード、写真集ともに2人のショットが多いのでファンは必見か。
アルバムジャケ写のB'zは海外のロックバンドをイメージさせる。
彼らは永遠のロックキッズなのだろう。
01.DEEP KISS 4:14
冒頭の鼓動と共に笑い狂ったかのような稲葉(笑)
でもって、ハードなギターリフが音を重ねていく。
ハードなHR系ナンバーに凄まじく突飛した歌詞で人気曲。
弾けまくり。
02.スイマーよ!! 3:18
初期の曲調に近いデジタルビートのポップナンバー。
逆説の「でもね だれか言ってたけれど」と始まる歌詞は斬新。
シングル化しても売れたでろう。
ベストアルバム「Treasure」の人気投票であと一歩の15位(だっけ)に入ったし。
03.Survive 4:47
力強さに満ちたロックバラード。
「遠くはなれている ここんとこの僕ら」は稲葉がソロ活動(マグマ)を示唆しているよう。
B'z自身の今後を示す道標的な曲。
サヴァイブせよ、は俺らに対してのメッセージでもある。
04.Liar! Liar! 3:22
B'zルネッサンス。超絶歌謡ロックとでも言おうか。
打ち込みにキレた歌詞、エッジの利いた曲質が高次元融合。
まさにB'zだからこそ出来た曲と言うべき。
ライブでやってほしい。猛烈支持する俺(笑)
05.ハピネス 4:51
確かガラスの仮面の挿入歌だった。
イントロの温かみのあるオルガンが冬を思わせる名バラードの一つ。
ストレートなラブソングで人気あり。
アレンジが安心感を与えてくれる。
06.FIREBALL 4:12
「LADY NAVIGATION」から続いていたミリオン記録を途絶えさせたゴリゴリハードHR曲(笑)
これをシングルで出すアーティストは他にいないぞ。
作品も賛否両論。俺は未だに好きになれない曲(爆)
しかし、質感溢れまくりサウンドはいい。
「メイク魂に火をつけろ」という歌詞に変えて資生堂CMタイアップにもなった。
何だかよくわからんがすげぇ。
07.Do me 3:27
同年のライブFIREBALLツアーのドーム公演で先行発表された。
ドーム(DOME)だから「Do me」となった説が強い。
しかし、ドームで演奏された仕様とは結構変更されているらしい。
王道ブラスロックがB'zらしくていい。
昔からのファンも安心できる曲。
08.泣いて泣いて泣きやんだら 3:37
うおぉ、なんか演歌チック。
稲葉が和服で歌ってもおかしくない(爆)
素直なアレンジなので稲葉節がより映える。
バラードベストにも収録された。
09.CAT 3:41
イントロが中華風アレンジです。俺が大好きな(笑)
「DEEP KISS」では犬、本曲では名前通り猫が登場。
ニャオニャオ、ミャオミャオ稲葉がブレイクスルーを起こしている。
稲葉宇宙は無限大に膨大していた。
10.だったらあげちゃえよ 3:51
この曲は稲葉節マニアにはたまらない曲かと。
ロックする日本語の一つの回答がここにあり。
是非歌詞カードを見よう。
問題作だが、ある意味快作かも。
11.Shower 4:37
シックアレンジでシャンソンっぽいというか。
アダルトでジャージー。「FRIENDS II」の影響もあるのかもしれない。
稲葉の一部ファルセットもあるし。
12.Calling 5:56
元々はサビが1つしかなかった曲を2つにしてしまった曲。
エッジビートの利いた序盤と終盤、「ALONE」にも似た王道バラードの中盤。
曲の構成がこれまでになく強引で斬新である。
雨が降りしきる中で歌っているプロモが印象的。
また、ガラスの仮面にやたらとハマった曲。
B'zタイアップはミスマッチが多い中、珍しい(笑)