8th album LOOSE 49:57

売上300.3万枚


・B'z最高傑作の呼び声も高い名盤。
 収録された強力シングル3枚はそれぞれ異なるカラーを持って極めた感がする。
 前作は重くブルーズ風な曲が主体だったが、今回は実に間口が広い。敷居が低くなった。
 軽快なポップ、壮大なバラード、ヘビーなロック、ジャージーな曲など。
 これらが絶妙なバランスで整合された結果、名盤「LOOSE」が生まれたのだろう。
 個人的に後半は苦手だが、B'z初めての人はこのアルバムを聞いてみるといい。
 多種多様なB'zが垣間見れる事請け合いだ。

・大ヒットシングル3曲+初期代表曲バッコミを含めた豪華絢爛な本作は、
 最終的に300万枚を売り上げた。
 当時の音楽市場が「CDバブル」と言われる特異な状況であったとはいえ、
 これだけの数をさばけるのは質も伴わないとありえない。
 オリジナルとしては最高の売上をマークし、絶頂期の極めにまで到達した感があった。

・ハードケース+写真集が今回も付くが、初回限定は特にない。
 今でもCD屋で新品を買うともれなく付いてくる。
 後年ファンになった人にはありがたい。
 初回限定だと中古屋でプレミアが付きかねない。
 初期作品であった某府某店のような最低諭吉1枚(´Д⊂)とか。

・写真集や歌詞カードは、素直にカッコいい稲葉と松本。
 特に稲葉はロン毛よりこっちの方がいいのでは。
 アルバムジャケ写なんか文句なしだと思われる。よって突っ込めない(笑)
 ルックスの面でも人気。

・この頃の2人はもうアイドル(92年、93年頃)とはまた違う確固たる地位を確立。
 男から見てもカッコいいという、そういう雰囲気が漂っていた。
 ライブの客層も女性主流から、男性が増えてきているし。
 稲葉人気は相変わらずだが、松本のギターに魅せられるギターキッズも出現してきている。
 ロックバンドとしてのカリスマ性もより一層感じられる。



01.spirit loose 1:04

ボーカル稲葉とギター松本のみによる曲。
B'zは2人であるという本来のコンセプトを主張。
終盤のシャウトから次曲への繋がりがカッコいい。
この曲をMDに入れる時は、次曲と繋がりがいい曲を探すのも楽しい。
今のところ「spirit loose」→「スイマーよ2001!!」の繋がりが最高。

02.ザ・ルーズ 3:32

大学生には共感出来そうなモラトリアム的歌詞。
ノリのいいブラスが印象的なロックナンバーだ。
とはいえ、それほど重くは感じない。
「LOOSE」の凄さを感じさせるアルバム序盤。

03.ねがい("BUZZ!!" STYLE) 5:01

シングルとは別バージョン。
実際BUZZツアーで披露されたアレンジをほぼ踏襲。
ジャージーなピアノはイントロでよく映える。ブラスも要所で光る。
不可能を可能にする意味合いの「赤から黄色 白から黒へ」が印象的。
個人的に「ねがい」は思い出深い曲。

04.夢見ヶ丘 4:40

壮大なストリングス、無常感溢れる歌詞の名バラード。
これはもう儚げなメロだけで好きになれる。
バラードベスト収録要望の声も高かったが叶わず。
「出逢い 別れ 土に埋もれ 日が沈むように死んでいく」
このサビを初めて聞いたときは鳥肌が立った。
ファンであろうがなかろうが聞かねば損な曲。

05.BAD COMMUNICATION (000-18) 4:57

初期の代表曲バッコミを大胆にアレンジ。
やたらとブルージーで本作と違和感なくマッチ。
あのディスコサウンドのようなキラキラ★(←強調)は皆無。
アコギをスピーディーにプレイする松本がカッコいい。
バッコミは原曲も良し、アレンジも良しという稀有な名曲だ。

06.消えない虹 3:37

元々隠れた名曲だったが、バラードベスト収録で一気に出世。
J-POPの王道バラードに近い構成を感じる。
ピアノと静かなストリングスが美しい。
終盤の英歌詞でグッとくるものがある。

07.love me, I love you (with G Bass) 3:20

七夕にリリースされたポップなシングルをアレンジ。
打ち込みだったベースは明石昌夫による生演奏に変えられている。
また歌詞のキレが尋常じゃなく凄い曲。
「たまにゃ海も山も人も誉めろよ」なんか絶対思いつかんぞ。普通。
副題の「G」は長年B'zを支え、"第3のB'z"と呼ばれた男・明石の金髪(Golden)から。

08.LOVE PHANTOM 4:40

B'zの代表曲と言っていいぐらいの名曲。
壮大なオーケストライントロで始まる。
オペラ風コーラス、流麗なストリングス。イントロだけでも感動。
長いイントロ後に来るサビでブレイク。
怒涛のダンス感覚のポップロックは高次元。
加えて終盤まで突き抜けるスピード感が素晴らしい。
ラジオでこの曲を初めて聞いた時はホントびっくりした。
これがB'z?!かと思うぐらい。B'zによる奇跡の1つ。必聴曲。
ライブでは凄い演出が見れる。

09.敵がいなけりゃ 3:14

異色作。
何か行進曲っぽいサウンドがバックで鳴る。
間奏のギターソロがカッコいい。
ブラスロックという感じから前作「The 7th Blues」に近い気がする。

10.砂の花びら 3:41

アルペジオが印象的。
「いでよ〜」が「ひでお〜(当時メジャーでトルネード旋風を起こした野茂英雄)」に聞こえる。
LOOSEは名盤であるのは否定しないけど、この辺りから聞かない事が多い(爆)

11.キレイな愛じゃなくても 4:04

モチーフは不倫でろうバラード曲。
不倫系は未だに健在、か(笑)
久々に聞いてみると、意外にいい曲だと思えた。
Bメロサビ直前の「ぎゅいーーん」ギターが好き。
サビが凄まじく盛り上がっている。特に最後のとこは。
音がどんどん重なっていくイメージ。バックも全力。

12.BIG 2:53

「あいかわらずなボクら」「Baby,you're my home」系統っぽい。
ついにB'zもBIGになったかぁ〜と売れない初期から聞いていると感慨深い。
でも、まだまだBIGになる野望もある(笑)
曲調はアコギ弾き語りというまさに閑話休題路線。

13.drive to MY WORLD 4:09

重い。後年のアルバム「Brothehood」を連想してしまう。
こんな曲を最後に持ってこれる余裕をB'zは手に入れてしまった。
歌詞はポジティブ。

14.spirit loose II(仮) 0:59

アルバムジャケットにも載っていない曲。
それ故に曲名は仮としている。
松本のギターのみによるインスト曲。




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